2014.02.24
株式会社KITZ様

フロアを超えた会話の輪。内定者にも好印象

株式会社KITZ

今回、御社で初となる運動会、『KITZスポーツフェスティバル』を開催しました。運動会を終えての、率直な感想をお聞かせください。

株式会社KITZ

村澤 : まずは、やってよかった、というのが第一印象です。
初めてのイベントでしたので最初は不安でしたが、実際に参加した人たちからは「よかった」「楽しく1日を過ごせた」などとたいへん好評でした。
最初に三浦君たちから「責任者をやってください」と頼まれたときには「俺が?」とびくびくしましたが(笑)、運動会開催の当日は社員の皆、楽しく過ごしていたようですし、1日があっという間に過ぎました。率直に楽しかったです。
それから、とにかく司会進行をお願いした方がよかったですね。その方の力で、会場をより一層盛り上げてくれました。実に気持ちよかったです。

三浦 : 私が関わったのは運動会屋さんに連絡するところからでした。
最初は「大役だな」と思い、不安のほうが大きかったんです。
それに、実行委員会のメンバーも自分たちの仕事があるなか、本当はあまり協力してくれないんじゃないかと思っていました。
ところが、打ち合わせが進むにつれどんどん積極的な意見が出てきて、多くの社員が積極的に関わってくれました。
仕事以外のことでもみんな、とても熱心なんだなと、当社の社員のイメージが変わりました(笑)。
運動会の後に、当社のある社員が、「お父さん、お母さん、いい会社で働いているんだね」と、自分のお子さんから言われたという話も聞きました。
この運動会に実行委員会という立場で関われたことに、感謝しております。

運動会開催前と開催後で、何か変わったことはありますか?

村澤 : 違うフロアはもちろん、同じフロアでも部署が違うとなかなか社員同士が話す機会はないのですが、チーム編成をフロアごとにしたためか、運動会をしてからは会話の輪が広がったと思います。
本番でも知らない人同士や家族どうしで会話が弾み、いい効果が出ました。
三浦君とも運動会をきっかけに親しくなりましたし(笑)。
運動会当日は、普段あまり話さない人が普通に会話をしていました、またチームが一丸となって「勝つんだ!」と燃えていた姿も印象的でした。
部長も、役員も、一般社員も、分け隔てなく他の人を応援するなんて、今までは中々ありませんでしたからね。
ベテラン社員が新入社員に「ちゃんと空気読めよ(笑)」なんて話しているシーンもありました。
社内のコミュニケーションの活性化という部分では、効果は絶大でしたね。

三浦 : 実は運動会を終えて、その模様を当社の社内報に載せたんです。
社内報は、来年度に入社する内定者にも送っているんですが、その内定者から「すごく楽しそう。来年は私も出たい」という声をいただきました。
機械メーカーというと、すこし堅いイメージがあるので、社員の子どもの感想や笑顔の写真を見て、社内の雰囲気を伝えられたのは思わぬ効果でした。

実行委員会の皆さまの反応はいかがですか?
打ち合わせの回を重ねるごとにみなさんの温度も上昇していき、お弁当や景品にもどんどん皆さんの趣味やこだわりが反映され、盛り上がっていったようでしたが。

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村澤 : 実行委員の皆も実に協力的でした。
自分たちの運動会ということもあり、真剣に取り組んでいろいろなアイディアを出してくれました。
ポスターやしおりづくり、人集めのための社内掲示など、実行委員会のみんなでこの運動会をつくりあげていった、といっても過言ではありません。

三浦 : 「この人、あまり運動会が好きではないのかも?」、と思っていた人が、実は会場を視察に行っていたり、昼休みにバレーボールやバスケットボールを持ち出してきて周りの人を巻き込んで練習していたりしていて、ああいう光景はほかの社員にとっても新鮮でいいものですね。

準備段階ではどんなことに苦労しましたか?

村澤 : 強いて言うなら、参加者集めでしょうか。
最初、告知を開始した頃は30数人しか集まっておりませんでしたし、そのほとんどが実行委員会のメンバー。一時はどうなることかと心配しました。
そこから、ポスターを作ったり、食堂の入り口で呼びかけたりして最終的には予定を上回る180人が集まりました。
まず上司に声をかけ、上司も部下に声を掛けてくれたりして参加者を集めたことくらいが苦労したところでしょうか。
実行委員会のメンバーがアイディアを出し合い一生懸命に取組んでくれたおかげで、私は特に苦労と感じたことはありませんでした。

三浦 : 私は、定例のミーティングのための資料づくりなどがありましたが、それについて大変だったという印象はなく、苦労した記憶も残っていません。
楽しい記憶のほうがはるかに大きいです。

ところで、そもそもなぜ運動会をすることになったのですか?

村澤 : もともとは、東日本大震災によって被災した地域(千葉県九十九里)の海岸林を再生する、というボランティア活動の機会があり、そこへ当社の堀田(社長)や私、他の有志が参加していたんです。
その席上、「社員が一堂に集まる機会が必要なのではないか」という会話が出まして、「どうせやるなら家族も呼んで、みんなで楽しめるものを」という話で、いつの間にか運動会が浮上しました。
無理なくできそうで、ケガのリスクも低い。何よりも、みんなで楽しめそうでしたので、それなら運動会をやろうと。そこまでくると、もう迷いはありませんでした。

役員さん中心のコスプレ競走に、堀田社長自らバルブ開閉の速度を競う競技へのご参加、そして夫婦の方々による障害物の二人三脚、極めつけは運動会のMVP賞として「社長の自家用車で帰れる特典」…。
素晴らしいアイディアが盛りだくさんでしたね。

株式会社KITZ

三浦 : 役職のある人がコスプレして走ってバトンを渡したりもらったり。そういう姿には、親近感が湧きました。
役員にコスプレをして頂くのはまずいんじゃないかとも思ったのですが、「役員が先頭立ってやらないと盛り上がらない!」と村澤委員長が言いまして(笑)。
結果、あれがとてもよかったです。

村澤 : 運動会に社長も、役員も、一般社員もないですよ!
役員にはむしろ恥をかいてもらったほうがおもしろいですよ(笑)。
海賊や、有名アニメのコスプレなど盛りだくさんで、面白かったですね。
運転手付きの社長の車で帰れるMVPの賞品も、プライスレスといいますか、非常に良いアイディアでした。社長に相談しにいったら「いいぞ!」と、快諾してくれました。

三浦 : 村澤委員長から直々にお願いしてもらいました。
私たちでは到底お願いできませんからね(笑)。

今回、企画や運営を運動会屋にご依頼いただいた理由をお聞かせください。

三浦 : 運動会をするにあたって、実は何社かからお話を聞いたのですが、その中で運動会屋さんのレスポンスがとても早く、初対面にもかかわらずいろいろなアイディアをその場で出してくださいました。
その説明がとてもわかりやすく、一気に不安が解消されました。
「運動会は運動会屋さんにお願いしたい」と上司に相談しました。もう肌感覚です。
この運動会を、運動会屋さんになら任せられると感じました。
当然のことながら、運動会をやった経験がありませんから、私どもで明確なゴール像やイメージがなかったのです。これは専門の方の知見をお借りするしかないと思っていました。

次回、また運動会を開催するとしたら、今回と比較してどんな内容にしたいですか?

株式会社KITZ

村澤 : 今回は時期的に幼稚園の運動会と重なり、出たくても出られないという人が何人かいました。
運動会といえば秋、10月というイメージでいたのですが、開催場所が体育館なら、冬でも十分楽しめるのかなと思いました。できるだけ大勢の社員が参加できる時期に開催したいですね。
評判がよかったので、前回出た人は、また参加してもらえるでしょうし、参加しなかった人にも社内報や今回参加した人の感想などでその楽しさは伝わっていると思いますので、やるなら次回はもっと大きな会場でできたらいいですね。

三浦 : 最初の構想は工場や営業所も含めて1000人規模でのイベント開催というものでした。
でも、予算や工場の都合、開催場所の問題などを考えると、なかなか全社員がそろってというのは高いハードルです。
究極と言いますか、将来的にはスタジアムを借り切ってやりたいですね。
いろいろな方のお力や知恵を借りて、事業所を超えた出会いが実現すれば仕事でもいい効果が生まれるような気がします。これ、夢ですね(笑)。

村澤 : 初めての運動会がとてもいい印象でしたので、次回も開催するなら、そうとうハードル(要望)は高くなるでしょうね。いまから楽しみです。

ありがとうござました。<了>

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