VOICES
お客様の声
遊びでもとことん本気でやるのが“ガリバーイズム”の根底
なぜ運動会を計画されたのでしょうか?
私たちはこれまで、様々なチャレンジを乗り越え、組織として急成長してきました。そこで培われた“ガリバーイズム”という企業理念を、組織全体でより深め価値観を共有するために、それを体現する機会が必要でした。
創業18年経ちますが、今となっては2000名の大所帯。運命的に巡り合った仲間同士から成る組織の一丸力が私たちの強みです。
しかし、今期の経営計画でもある“これまでにない挑戦”を実現するためには、この一丸力を一層確固たるものにする必要がありました。スポーツを通じて「熱く燃えて語り伝えられる伝説」を創り上げることで、更なる成長が産まれると信じ、この運動会を計画したのです。
そもそも「社員全員で、事業の枠を飛び越え、一人一人が本気になれる空間を共有したい」というのが社長の夢でしたから、全員が一体となれる運動会は絶好の機会だったと思います。
そのような目標を達成するための施策として、スポーツを選んだ理由はどこにあったのでしょうか?
近年、より強力な組織風土を構築するための取り組みをしています。過去には「Gキャンプ」「ガリバーオリンピック」というスポーツ絡みのインナーイベントを実施したのですが、これらを通じてスポーツと業務が密接な関係があるとわかりました。
会長をはじめ、私たちは「健全な体があるからこそ良い仕事ができる」と考えています。仕事中に行き詰った時には体を動かすことでリフレッシュできますし、オフィスや会議室以外の場所でも良いアイディアは生まれるものです。
そういった意味では、今回運動会を実施したことは、私たちにとっては自然なことでした。
運動会当日のご感想はいかがでしたか?
正直、あそこまで盛り上がるとは思っていませんでした(笑)。
過去のイベントは、一部のメンバーしか参加することができなかったため、参加していない人たちへの影響力は限定的でした。2000名が一同に会する企画は当社としても初めての試みだったので、どこまでの効果を発揮できるか、本当に成功するのかなど、様々な不安はありましたが、当日は良い意味で期待を裏切られたと感じています。
何より、参加者全員が主体的に行動してくれたことが成功のカギだったと思います。私たち実行委員を含め、サポートしてくださった運動会屋さん他、運営側の成功への意欲・熱意が、参加者一人一人へ伝わった結果ではないでしょうか。最終的に、誰も予想しなかった自然誘発的な社長胴上げが起こってしまい・・・(笑)。これは運営側の意図がしっかりと参加者の心に刻まれた結果だと思いますし、想像以上に効果的だったのではないでしょうか。
私たちも、皆様の意識の高さには驚かされました。
個々人のモチベーションを高めるために、本番に向けてどのような工夫をされたのですか?
日本一の社内イベントを全員で実現したい。そのために、2つのポイントを大切にしました。
・社長を含めた各チームのリーダー達が“(運動会を)やりきる”という覚悟を持ち、この意識をメンバーへ浸透させる。
・現場の定休日に開催される、全国から集まるという条件の下、どれだけやる気を引き出せるか。
遊びでも本気でとことんやるのが“ガリバーイズム”の根底にあります。この日は参加者も主催者であり、全員が同じ方向を向かないことには成功はあり得ませんでした。
リーダーが誘導責任や本番の受付を行うなどの役割を持つことで、主催者として運動会を成功させるという気持ちが高まったこと。また、その姿にメンバーも引っ張られたこと。一つはこういった工夫がありました。
また、チームをエリア別に分けたことが、それぞれの競争心に火を付けました。この運動会は、仕事で培ったコミュニケーションやチームワークを、仕事とは別のスポーツというものを使って表現する機会でした。つまり、組織力勝負ということです。当社は負けず嫌いのリーダーが多いですから、やるからには勝つ事にとことんこだわります。ウェブサイトやルールブックを用いて、事前に情報を公開しました。競技内容やルールを徹底的に調べて勝つ為のコツを見出す努力をしたり、事前に練習会や作戦会議の場を設けたりと、各リーダーが主体的に動いた結果、それぞれのチームが一丸となれたのではないでしょうか。
弊社のスタッフも、ルール説明の場でいつのまにか「先生」と呼ばれていました(笑)。
事前に多くの質問をいただいたり、練習をしたり。何故ここまで本気になれるのでしょうか。
当然、勝つ為という目的はありますが、これをきっかけにより良い組織を作りたいという想いが、一連の行動に表れたのだと思います。
どんなことでも真剣に取り組まなければ何も生まれません。考え、工夫し、自発的に行動してもらうことで、何かをつかんで欲しいと期待していました。運営側としては、当日は終日禁煙!というルールだけで、他のルールを極力統制することなく、仲間を信じるだけの環境作りを心がけました。
結果として、リレーに勝ったリーダーは「人生で一番うれしかった」と涙を流しながら喜んでいましたし、プロジェクトメンバーも参加者も、会場全体が感動に浸り、多くの人が目に涙を浮かべていました。
60人の運営スタッフも達成感に溢れ、素晴らしい経験をさせていただきました。
運動会開催後、会社や組織に何か変化は見られましたか?
社長の本気の想いが伝わり、仲間意識・規模感が強烈に芽生えたと思います。
運動会という共通のコミュニケーションツールができたので、ミーティングが円滑になった、上下間のわだかまりが解消された、などの声が寄せられています。また、仲間意識を再確認できたことで、辞めるといっていた社員が思いとどまったり。文句やクレームは一切聞いていません(笑)。
業績への反映という意味ではここからだと思うのですが、会社として打ち出している戦略や理念、価値観が統一され、これからの繁忙期に向け、社内の気運は非常に高まっています。
運動会屋を選んでいただいた理由は何だったのでしょうか?
一緒にやってみたいという直感です(笑)。運営ノウハウを含めた経験値をお持ちですし、とことん私たちと向き合ってくれると思いました。
他社の提案も聞きましたが、最もこちらの価値観を理解していただけたのが運動会屋さんでした。コミュニケーション能力とレスポンスは一番でしたし、我々の意見や要求に対して、それ以上の提案や、我々では想像のつかないことを全く別の視点からアドバイスいただけたので、最良のパートーナーだったと評価しています。
「お願いします」「では、その通りにやります」という回答ではなく、一緒になって議論をしていただけるスタンスは、私たちにとって大変心地よかったですし、良い意味での“言い合い”ができたのではないかと思っています。
また、運動会屋さんは風通しの良い社風で、上下関係なく本音で意見をぶつけ合う姿がどことなく弊社に似ていて、親近感を覚えました。組織力の強さが魅力です。
ご評価いただき、大変光栄です。
次回運動会を開催されるとしたら、どのような運動会にしたいですか?
当然のことながら、次回は今回を越えた“ガリバーイズム”を強化するような運動会にしたいと思います。
運動会を開催したことで、社内への影響は計り知れないものがあったので、いっそのこと日本が元気になるように、社外へ向けても何か良い影響を及ぼせればいいな、と考えています。