2024.09.16
運動会の企画

定番からユニークなものまで!借り人競争のお題をご紹介!

借り人競争は運動会で盛り上がる競技の一つですが、お題選びが難しい場合も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、借り人競争で使えるおすすめのお題を定番系からユニーク系までご紹介します。

借り人競争のお題を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

借り人競争とは?

「借り人競争」は、通常の「借り物競走」を「人間」に特化させた楽しい競技です。参加者は会場内の観客から特定の特徴や条件に合う人を探し出し、その人と一緒にゴールを目指します。

借り物競争は人に頼んで物を借りるだけですが、借り人競争は人そのものを連れて走る必要があります。会場全体を巻き込んで行われるため、全員参加型のアクティビティとなるのが大きな特徴です。

また、借り人競争の面白さは、単純な走力だけでなく、運や戦略、そして人とのコミュニケーション能力が勝敗を左右する点にあります。

年齢や体力に関係なく、幅広い世代が一緒に楽しめる点もメリットです。

借り人競争のルール

借り人競争は、スタート地点から一斉にスタートし、お題の書かれたカードを走って取りに行きます。

カードは伏せて置かれており、手に取って初めて自分のお題がわかる仕組みです。これによって予想外の展開が生まれ、競技がより面白くなります。

お題を確認したら、会場内からそれに合った人を探し出します。自分の目で探すだけでなく、大声でお題を叫んで協力を求めるのも効果的です。

該当する人を見つけたら、その人と手をつないでゴールを目指します。ゴール地点では審判が待っており、連れてきた人がお題に合っているかを判定します。

もし審判にNGを出されたら、再度探しに戻らなければなりません。これは大きなタイムロスになるので、慎重に人選を行う必要があります。

また、ゲームをスムーズに進行するため、あらかじめ制限時間を設けておくとよいでしょう。

時間内に該当者を見つけられなかった場合は失格とし、途中で残り時間のアナウンスをしてより緊張感を与えると、会場が盛り上がります。

借り人競争で用意するもの

借り人競争を行う場合、下記のものを用意しておきます。

●ストップウォッチ:見やすく使いやすい、大きめのものがおすすめ

●お題カード:参加人数分よりも多めに用意し、裏返しにして置いておく

●審判用のチェックリスト:迅速かつ公平に判定できるよう、各お題の具体的な基準を記しておく

●小道具(必要に応じて):特定のお題を達成しやすくするための小道具

小道具に関しては、たとえば「楽器を演奏できる人」というお題のために、簡単な楽器(タンバリンやハーモニカなど)を観客の何人かに配っておくなどが効果的です。

借り人競争のお題(定番系)

ここでは、借り人競争の定番系のお題を5つ紹介します。

〇〇cmの靴を履いている人

借り人競争で人気のお題の一つが、「〇〇cmの靴を履いている人」です。

見渡すだけでは正確な足のサイズはわからないため、お題が出たら即座に大きな声で「足のサイズ〇〇cmの人!」と呼びかけるのがポイントです。

〇〇を身に着けている人

「〇〇を身に着けている人」は、借り人競争で幅広く活用できる定番のお題です。

帽子などの身につけているアイテムを指定することで、該当者を見つけやすいのが特徴です。

運動会でよく見かける日傘やタオルなどをお題にすると会場全体の参加意識が高まり、より一層盛り上がれるでしょう。

ただし、競技中の転倒などで破損するリスクがあるため、カメラなどの高価な物をお題にする際は注意が必要です。

〇〇の髪型をしている人

「〇〇の髪型をしている人」も、借り人競争の最適なお題の一つです。

見た目ですぐに判断できるこのお題は、特に競技の序盤や小学生の運動会などで重宝されます。

たとえば、「ショートカットの人」「一つ結びの人」「ツインテールの人」「オールバックの人」などが定番として挙げられます。

〇〇を持っている人

「〇〇を持っている人」は、借り人競争の定番として広く親しまれているお題です。

「水筒を持っている人」「ハンカチを持っている人」「携帯電話を持っている人」などが一般的で、このようなお題にすることで参加者が素早く反応でき、かつ多くの人に該当する可能性が高くなります。

また、季節や行事に合わせたアイテムを選ぶことで、より状況に即した面白さも演出できるでしょう。

〇〇ができる人

「〇〇ができる人」は、借り人競争に独特の面白さを加える人気のお題です。

このお題の特徴は、「逆立ちができる人」「外国語を流暢に話せる人」など、隠れた特技や能力を活かすことができ、会場に予想外の盛り上がりをもたらす点にあります。

仲間の意外な一面を発見する機会にもなり、相互理解が深まるのもメリットです。

借り人競争のお題(ユニーク系)

次に、借り人競争のユニーク系のお題を5つ紹介します。

ものまねができる人

「ものまねができる人」は、借り人競争で盛り上がるユニークなお題の一つです。

動物の鳴き声や有名人の口調など、具体的なものまねを指定することで競技に変化をつけられます。

マイクを用意して実際に披露してもらえば、会場の盛り上がりを一層高められるでしょう。

じゃんけんが強い人

「じゃんけんが強い人」は、単純ながら予想外の展開を生み出すお題です。

審判と勝負させたり、連勝条件を設けたりすることで、競技に緊張感と楽しさを加えられます。

ただし、連勝できない場合のフォローも忘れずに、適切なタイミングで次の展開に移ることが大切です。

〇〇そうな人

「〇〇そうな人」は、外見や雰囲気に基づいた想像力を刺激するお題です。

たとえば、「優しそうな人」「運動が得意そうな人」などが考えられます。

印象や直感的判断を活用し、意外性のある展開を生み出す可能性があるでしょう。

〇〇が似合う人

「〇〇が似合う人」は、個性や特徴を活かしたお題です。

「帽子が似合う人」や「眼鏡が似合う人」などが例として挙げられます。

このお題は、参加者の外見的特徴だけでなく、その人の雰囲気や個性も考慮に入れる必要があり、独特の面白さがあります。

〇〇が得意な人

「〇〇が得意な人」は、スキルや才能に焦点を当てるお題です。

例として、「歌が得意な人」や「絵を描くのが得意な人」などが考えられ、新たな一面を発見する機会を提供します。

借り人競争のお題(希少系)

ここでは、借り人競争の希少系のお題を4つ紹介します。

今日が誕生日の人

「今日が誕生日の人」は、大勢の参加者がいる運動会などで使えるお題です。

該当者を見つけるのは難しいですが、見つかれば全員でハッピーバースデーを歌うなど、会場全体で盛り上がれます。

小さなプレゼントを用意しておくと、より特別な雰囲気を演出できるでしょう。

身長がちょうど〇〇cmの人

「身長がちょうど〇〇cmの人」を探すのは、一見簡単そうで実は難しいお題です。近い身長でも、ぴったりの人を見つけるのは容易ではありません。

身長計を用意して審判が厳密に測定することで、会場の期待感と緊張感が高まります。わずかな差でNGとなる判定の厳しさが、逆に面白さを生み出します。

有名人に似ている人

「有名人に似ている人」は、主観的な判断が入るため、審判の役割が重要になるお題です。参加者の自己申告だけでなく、周囲の意見も取り入れて判定するのがよいでしょう。

ユーモアを交えて楽しむことができますが、感情を考慮し、判定は慎重に行う必要があります。

ガラケーを使っている人

「ガラケーを使っている人」を探すお題は、現代のスマートフォン全盛期において、珍しい存在を見つけ出す面白さがあります。

若い世代ではほとんど見られなくなったガラケーですが、中高年世代にはまだ使用者が残っており、多世代が集まる運動会で使うと効果的です。

このお題は参加者に恥ずかしさを感じさせないため、該当者も気軽に名乗り出やすいでしょう。審判による確認も簡単なので、スムーズな進行が可能です。

まとめ

参加者全員が楽しめる借り人競争を実現するには、お題選びが重要です。

ぜひ、本記事で紹介したアイデアを参考に、状況や参加者に合わせた最適なお題を選んでみてください。

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