運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
社内運動会などの会社行事では、ユニフォームがあることで統一感やモチベーションが上がります。
その場合、オリジナルTシャツならユニフォームより安価で作成できるのでおすすめです。
今回は、社内運動会でオリジナルTシャツを作成する際の費用や納期、押さえておきたいポイントなどを解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。
社内運動会には安価で作れるTシャツがおすすめ!
社内運動会は、社員の団結力を高め、コミュニケーションを深める絶好の機会です。
一体感をさらに高めるためには、オリジナルTシャツをユニフォームとして着用するのがおすすめです。
チームごとに色やデザインが統一されたTシャツを着ることで、結束力と団結心が強調され、社内運動会がより一層盛り上がります。
また、オリジナルTシャツを作成する過程でチームカラーを決定し、そのカラーに合わせてタオルや手作りの応援グッズを用意してもチームの一体感が高まるでしょう。
運動会の終了後は、他のチームとTシャツを交換したり、思い出として社員に配布したりすることもできます。
作成にかかる費用はどれぐらい?
オリジナルTシャツの作成費用は、枚数やデザインの複雑さなどによって異なります。
一般的には、10枚程度の小ロットでも1枚あたり2000円〜3000円程度で作成可能です。
枚数が多くなるほど、1枚あたりの単価は下がる傾向にあります。
例えば、100枚以上の発注であれば、1枚あたり1000円〜1500円程度になることもあります。
ただし、これはあくまで目安であり、プリント方式や生地の質などによっても価格が変動するので注意が必要です。
プリント方式
オリジナルTシャツのプリント方式には、現在の主流である「インクジェット方式」や少し前まで主流だった「シルクスクリーンプリント」、そして最も美しくプリントできる「デジタル転写プリント」があります。
インクジェット方式は、CMYKの4色を直接吹き付けてプリントする方式で、製版が不要なため価格を抑えられますが、綿100%素材のみ対応しています。
シルクスクリーンプリントは、3000円〜10000円程度の版代が必要ですが、耐久性に優れプリントの持ちが良いのが特徴です。
デジタル転写プリントは、転写シートを生地に置いてプレスする方式で、発色が良くにじみがなく、ポリエステルやナイロン生地にも対応しますが、納期は3週間前後と他に比べて少し時間がかかります。
また、インクジェット方式の場合、プリントの大きさではなく、何か所にプリントするかで料金が決まります。
「表」「裏」「右腕」「左腕」で設定され、1か所につき800〜1000円が主流で、イラストの数や色の種類では値段が変動しないケースが多いです。
その他、袋詰め料金やデザイン修正料など、細かく料金設定されている場合もあります。
Tシャツの生地
Tシャツの生地には、綿やポリエステル、混合素材などがあり、中でもお得なのは綿100%のものです。
天然素材なので肌の弱い人でも着ることができ、吸湿性や保温性の高さも魅力ですが、黄ばみやすかったりシワになりやすかったりといったデメリットがあります。
近年では、綿、ポリエステル、レーヨンをバランス良くブレンドした生地の需要が増えています。
完成までの納期はどれぐらい?
オリジナルTシャツの納期は枚数やプリント方法などによって異なりますが、最短で2〜3日、平均で1週間程度になるケースがほとんどです。
ただし、繁忙期や大量発注の場合は納期が長くなる可能性があるため、余裕を持って発注することをおすすめします。
納期の短縮を希望する場合は、早めに発注先に相談すると良いでしょう。
オリジナルTシャツを作成するまでの流れ
オリジナルTシャツを作成するまでの一般的な流れとしては、下記の通りです。
●デザインを決める
●予算を設定する
●発注先を決める
それぞれ解説します。
デザインを決める
オリジナルTシャツを作成する際は、まずデザインを決めることから始まります。
チームごとに色を変えたり、社名やチーム名、スローガンをプリントしたりなど、アイデアを出し合いましょう。
ただし、デザインが複雑になると費用が高くなるため、シンプルなデザインがおすすめです。
予算を設定する
次に、予算を設定します。
予算によって選べる生地やプリント方法が変わってくるため、慎重に決めることが重要です。
例えば、安価で作りたい場合は、シンプルな白Tシャツに1色プリントがおすすめです。
高品質な生地を使用したり、フルカラーでプリントしたりする場合は、予算を多めに設定する必要があります。
発注先を決める
デザインと予算が決まったら、発注先を選びます。
インターネットで検索すれば、多くのオリジナルTシャツ作成業者が見つかります。
価格や納期、口コミ評価などを比較して、自社に合った業者を選びましょう。
オリジナルTシャツを作成する際のポイント
オリジナルTシャツを作成する際に押さえておきたいポイントは、次の4つです。
●事前に予算設定をしておく
●納期に余裕を持っておく
●デザインや枚数のチェックをする
●著作権や版権に触れるデザインは避ける
それぞれ解説します。
事前に予算設定をしておく
オリジナルTシャツを作成する際は、事前に予算設定をしておくことが大切です。
予算によって、選べる生地やプリント方法が変わります。
そのため、予算が限られている場合は、シンプルなデザインに抑えるなどの工夫が必要です。
一方、予算に余裕がある場合は、高品質な生地を使用したり、凝ったデザインにしたりと、自由度が高くなります。
納期に余裕を持っておく
オリジナルTシャツの作成には一定の期間が必要であり、特に繁忙期は、納期が長くなる傾向にあります。
また、製作開始までには、見積もりの確認やデザインの調整など、細かなやり取りが必要不可欠です。
そのため、社内運動会の日程が決まっている場合は、余裕を持って発注することをおすすめします。
デザインや枚数のチェックをする
発注前は、デザインや枚数のチェックを入念に行うことが重要です。
特に、デザインのミスは後から修正できない場合があります。
社名やチーム名の表記が正しいか、色味が意図したものになっているかなど、細部までチェックするよう心がけましょう。
また、枚数も必要な分だけ発注されているか確認が必要です。
多くの業者では、まとまった枚数での注文の方が割安になる傾向があります。
後から少数の追加注文を行うと、1枚あたりの単価が高くなってしまう可能性があるため、必要枚数を入念に確認し、一度の注文で済ませるようにしましょう。
著作権や版権に触れるデザインは避ける
オリジナルTシャツのデザインには、著作権や版権に触れるものを使用しないよう注意が必要です。
例えば、有名キャラクターやロゴをそのまま使用することは避けましょう。
権利者から許諾を得られない場合、法的トラブルに発展する可能性があります。
オリジナリティのあるデザインを心がけることが大切です。
まとめ
安価で作成できるオリジナルTシャツは、社内運動会を盛り上げるのに最適なアイテムです。
設定した予算に合わせ、納期に余裕を持たせて発注するとスムーズです。
また、発注の際は必ずデザインや枚数の確認をするよう心がけましょう。
今回の記事を参考にして、オリジナルTシャツの作成を検討してみることをおすすめします。