運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
社内運動会は、社員の健康促進やコミュニケーション強化、結束力の向上につながる重要なイベントです。
しかし、初めて社内運動会の企画・検討をする際、「開催時期」について迷う場合も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、社内運動会の開催にベストな時期を紹介し、開催時期の決定と併せておすすめしたいことも解説します。
社内運動会の開催を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
社内運動会の開催に適した時期とは?
社内運動会の成否は、開催時期によって決まる場合も多いです。
それでは、社内運動会はいつ開催するのが良いのでしょうか。
社内運動会の開催に最適な時期として挙げられるのは、下記の3つです。
●繁忙期を避けた業務閑散期
●晴天率の高い時期
●家族参加が見込める夏季・冬季休暇中
それぞれ解説します。
繁忙期を避けた業務閑散期
社内運動会を開催する場合、社内の業務が比較的落ち着いている時期にすることが理想的です。
社員が業務に追われている繁忙期を避け、なるべく閑散期に行うことで、社員全員の参加が見込めます。
また、繁忙期は社員がストレスを感じやすい時期でもあるため、運動会への参加が心身ともにリフレッシュできる良い機会になるのも大きなメリットです。
晴天率の高い時期
天候も、社内運動会の開催に重要な要素です。
運動会は屋外で行われることが多いため、雨や悪天候によって中止になる可能性があります。
中止や延期のリスクを最小限に抑えるには、晴天率の高い時期を選ぶことが望ましいです。
また、気温も考慮することが重要です。
暑すぎると熱中症のリスクが高まり、寒すぎると風邪をひきやすくなるなど、極端な気温の中での運動会は身体に負担がかかります。
そのため、穏やかな気温で晴天率の多い「春」や「秋」が最適な時期と言えるでしょう。
特に、秋は運動会に最適なシーズンです。
気象庁が発表した「2022年 各月の東京の平均気温」によると、8月は27.5度、9月は24.4度ですが、10月は17.2度、11月は14.5度とかなり快適な気温です。
9月はまだ暑いものの、10月や11月になれば涼しい日が続き、夏に比べて湿度も下がります。
また、業種にもよりますが、秋頃はちょうど繁忙期から外れているというケースも多いでしょう。
さらに、会場の予約が取りにくい12月や1月といったイベントシーズンよりも、少し早い10月〜11月は比較的取りやすい時期かもしれません。
運動会が快適な環境で行われることで、参加者の安全と快適さが確保されます。
家族参加が見込める夏季・冬季休暇中
社内運動会に社員の家族を参加させたい場合は、夏季休暇や冬季休暇などの長期休暇中に開催することを考慮すると良いです。
これらの休暇中は子供たちも学校が休みになっており、家族全員での参加が見込めます。
家族が参加すれば社員間の絆が深まるのはもちろん、社員の家族間でも交流の機会を持つことができるでしょう。
家族参加が見込める時期を選ぶことで、社内運動会がより多くの人々に喜ばれ、社員とその家族が楽しむ場としての価値が高まります。
社内運動会の開催時期の決定と併せておすすめしたいこと
社内運動会を開催する際は、開催時期を決めるだけでなく、併せて多くのことを行う必要があります。
特に心がけるべきこととして挙げられるのは、次の3点です。
●会場の選定・予約は余裕をもって早めに行う
●競技や応援に使うグッズ・景品の手配
●イベント会社に依頼するとスムーズ
それぞれ解説します。
会場の選定・予約は余裕をもって早めに行う
運動会の開催場所は、社内運動会の成功に大きく影響します。
まずは、晴天率の高い時期の屋外を第1候補として予備で屋内も検討し、あるいはどのような天候でも開催可能な屋内で行うかを決定しましょう。
子供たちが参加する場合は、安全面などを考慮して屋内で行うのがおすすめです。
次に、おおよその参加人数から、適切な規模の会場を選んでいくと良いです。
また、会場選びにおいては、参加者の安全性やアクセスの良さ、施設の設備などを考慮しながら、事前に十分な調査を行っておく必要があります。
時間があるうちに、ぜひ現地確認をしておきましょう。
ただし、公共のグランドや体育館はほとんどが抽選となり、人気のある会場は早めに予約しなければならない場合も多いです。
そのため、会場の選定と予約は計画の初期段階で行うなど、余裕をもたせたスケジューリングで動くことが重要です。
具体的には、社内運動会開催の1年から半年前には決定しておくと良いでしょう。
競技や応援に使うグッズ・景品の手配
社内運動会を成功させるためには、開催時期の決定と併せ、競技や応援に使うグッズ・景品の手配をすることが重要です。
まずは、競技用具を手配しておきます。
各競技を行うために必要な用具や器具を事前に調べておいて確保し、整備と点検を怠らないようにしましょう。
また、社内運動会を楽しく盛り上げるには、応援グッズの用意が欠かせません。
応援グッズを手配する場合、チームカラーやロゴが入ったグッズがおすすめです。
例えば、タオルやTシャツにロゴを入れ、応援用のバルーン、ハンドクラッパーなどをチームごとのカラーに揃えると良いでしょう。
さらに、景品を手配しておくことも大切です。
優勝チームや個人成績上位者に贈る景品を用意しておくと、参加者のモチベーションが向上します。
景品はきちんと包装し、参加者に贈呈する準備を整えておきましょう。
この場合、健闘賞やさまざまなMVP賞など、オリジナルの賞を設けておくことで、誰でも受賞できる可能性が高まります。
予算や種類についてよく考え、実用的で魅力的な景品をセレクトしましょう。
イベント会社に依頼するとスムーズ
社内運動会の計画や実施は大変な作業であり、専門的な知識・経験が必要となるケースもあります。
社員だけで行おうとすると時間や手間がかかってしまい、通常業務に影響が出る可能性も高いです。
その場合、イベント会社への依頼を検討することをおすすめします。
イベント会社にはプロフェッショナルなスタッフが揃っているため、社内運動会の企画から実施までがスムーズに進行します。
数多くの社内運動会を手掛けている経験から、適切な開催時期や会場などを決めてもらえることでしょう。
まとめ
社内運動会を実施する際、開催時期の検討は大変重要です。
社内運動会に適した時期としては、繁忙期を避けた業務閑散期、晴天率の多い時期、家族参加が見込める夏季・冬季休暇中の3つがおすすめです。
開催時期以外の注意点として、会場の選定・予約の際は余裕をもって早めに行うことが挙げられます。
特に、リーズナブルな公共施設や人気施設は、抽選だったり予約が取りにくかったりするため、できれば半年~1年前には決めておく必要があります。
また、社内運動会の企画から実施までを、すべて社内だけで行うのは難しいものです。
その場合、社内運動会が得意なイベント会社に依頼することをおすすめします。
ぜひ、今回の記事を参考にして社内運動会の開催時期を決めてみてください。