運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
コミュニケーション活性化やモチベーション向上に役立つのが社内運動会です。
Z世代と呼ばれる若手の社員が職場の中心となっていく中、この世代への対応を考慮する必要があります。
Z世代とのコミュニケーションを目的に社内運動会を検討している場合、どのように実施すればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、Z世代の特徴について解説し、コミュニケーションのとれる運動会競技などを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
まずはZ世代を理解しよう!
Z世代とは、1990年代中盤から2000年代初頭に生まれた世代のことを指します。
彼らは情報化社会に生まれ、インターネットやソーシャルメディアに囲まれて育ちました。
そのため「デジタルネイティブ」と呼ばれるなど、テクノロジーに精通しています。
この世代を理解するには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
Z世代の働き方における主な特徴として挙げられるのは、次の3つです。
●現実主義でコスパやタイパを重視している
●タテよりヨコの繋がりを重視する傾向にある
●就職時に転職を視野に入れている層が増えている
それぞれ解説します。
現実主義でコスパやタイパを重視している
Z世代は経済的に不安定な時代に育ったため、お金の価値をよく理解し、現実主義的な考え方を持っています。
そのため、商品やサービスを選ぶ際には、コストパフォーマンス(コスパ)を重視する傾向があります。
また、Z世代は時間の使い方にも敏感です。彼らは無駄な時間をなくし、効率的に物事を進めることを好みます。
このようなタイムパフォーマンス(タイパ)を重視する姿勢は、行動様式に大きな影響を与えています。
タテよりヨコの繋がりを重視する傾向にある
Z世代はSNSでコミュニケーションをとることに慣れており、同級生や同期といったヨコとの繋がりを重視する傾向があります。
仲間内での自分の立ち位置を気にしたり、同年代の行動に強い関心を持ったりするのがこの世代の特徴です。
経営層や上司との関係に対してあまり興味がないため、タテの繋がりが希薄になるケースも出てくるかもしれません。
就職時に転職を視野に入れている層が増えている
転職を視野に入れて就職する層が多いこともZ世代の特徴の一つです。
2019〜2021年に就職した人を対象にリクルートワークス研究所が行った調査では、現在の会社で定年まで働きたい人は20.8%という結果が出ています。
参考:大手企業における若手育成状況調査報告書|リクルートワークス研究所
2割の若手社員が「いずれ転職したい」と考えていることになり、育成にかかるコストなどを考慮すると非常に悩ましいと言えるのではないでしょうか。
運動会でコミュニケーションを取ろう!
日常業務に追われ、同じ部署の人としか話す機会がない会社も多いですが、運動会を開催することでコミュニケーションの活性化が可能です。
運動会では、普段とは違った仲間の一面が見られたり、チームで協力することで部署を超えた一体感が生まれたりします。
また、運動会での交流は、その後の職場でのコミュニケーションにも良い影響を与えて仕事の効率アップにもつながるはずです。
さらに、他部署の人の強みや個性を知ることで、普段の仕事で部署間の連携をとるときもスムーズになるでしょう。
Z世代にはユニークな競技が人気!
Z世代は、従来の運動会の競技だけでなく、ユニークで斬新なプログラムを好む傾向があります。
例えば定番のリレーや玉入れなどは、アレンジして新しい競技にするのがおすすめです。また、eスポーツのようなデジタル要素を取り入れた競技も注目されています。
Z世代の興味や関心に合わせた競技を取り入れることで、運動会への参加意欲が高まるでしょう。
チームで行う競技はチームワークの向上に!
運動会では、チームで協力して競技に取り組むプログラムが多くあります。
例えばリレーや大縄跳びなどのチーム競技は、コミュニケーションとチームワークを育むのに最適です。
メンバー同士で作戦を立ててお互いの長所を生かしながら一丸となって競技に臨むことで、普段の連携強化にもつながります。
会議室やリモートなど屋内でできる運動会もおすすめ!
運動会は屋外で開催されるイメージがありますが、屋内でも実施可能です。
紙飛行機を飛ばす競争や輪投げなど、狭いスペースでもできる競技なら会議室を利用しても行えます。
また、リモートワークが普及している昨今、オンラインで参加できる運動会も人気です。ツールを使って自宅から参加するため、場所や天候に左右されずに開催できるのがメリットです。
運動会以外の人気の社内イベント
運動会以外にも、社員同士のコミュニケーションを促進し、チームワークを向上させるさまざまなイベントがあります。
室内で行うゲームイベント
手軽に行うなら室内でできるゲームイベントがおすすめです。
室内で行うゲームイベントとして、次のようなものがあります。
●ボードゲーム
●カードゲーム
●ポーカーなどのトランプゲーム
●クイズ大会
●謎解きゲーム
●ビンゴ大会
これらを実施する場合、トーナメント形式や他部署との対戦形式にすると盛り上がりやすくなります。
キャンプなどの屋外イベント
屋外でのイベントは、日常とは異なる環境で社員同士の交流を深めるのに最適です。
屋外でイベントを行うなら、宿泊を伴うキャンプや登山のほか、サバイバルゲームやサッカー、ドッジボール、野球、テニスなどが良いでしょう。
日帰りで道具を使わず気軽に実施したいなら、本気で取り組む「鬼ごっこ」もおすすめです。
シャッフルランチなどの食事系イベント
食事系のイベントとして、ランチタイムを活用した「シャッフルランチ」もコミュニケーションの促進に役立ちます。
また、食事の機会を通してさまざまな人との会話ができる下記のようなイベントも人気です。
●バーベキュー大会
●フライデーイベント
●社員誕生日パーティー
リラックスした雰囲気の中で部署や役職を超えた交流ができ、新たな発見やアイデアが生まれる可能性があります。
自社で難しければイベント会社に依頼しよう!
運動会などの社内イベントの企画や運営には、時間と労力がかかります。
人事部門や総務部門が中心となって進める場合が多いですが、業務との兼ね合いで負担が大きくなることもあるでしょう。
そのような場合は、豊富な経験と知識を持つイベント会社に依頼するのも一つの方法です。
目的やニーズに合わせた最適なイベントの提案はもちろん、運営や進行も専門スタッフが担当するため、社内の負担を軽減できます。
株式会社運動会屋では、企業の社風や目的に合わせて最適な運動会プランを企画・提案しています。さらに運動会当日の進行も行っているので、効率よく社内運動会を進められるでしょう。
完全リモートのオンライン運動会やアウトドア研修の企画・運営も行っているため、Z世代に適したイベント開催も可能です。
イベント会社への依頼の際は、ぜひ検討してみてください。
まとめ
社内運動会を実施する場合、Z世代と呼ばれる若手社員の特徴を理解しておくことでコミュニケーションの向上が図れます。
また運動会以外にも、さまざまなイベントを企画し、社員のモチベーションアップと職場の活性化につなげていくのがおすすめです。
社内運動会やイベントの企画担当者の負担軽減のためにも、イベント会社への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。