運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
社員旅行や懇親会、飲み会など……。さまざまな社内イベントを開催してコミュニケーションの活性化を図っても、「あまり効果が現れない」「結局いつも同じメンバーでの交流になってしまう」という企業も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、社内運動会です。社内運動会は一度に多くの社員が集まれるイベント。部署や担当業務が異なり普段は関わらないような社員同士も交流できて、コミュニケーションが活発になります。今回は、そんな社内運動会のメリット・デメリットと成功のコツをご紹介します。
なぜ今社内運動会がアツいのか?
かつては企業の定番イベントだった社内運動会。「今はもう古いでしょ」と思う方もいるかもしれません。
今は働き方改革によって、リモートワークやパラレルワーカーなど働き方が多様化する時代。働き方も、仕事に対する価値観も人それぞれだからこそ、ともに仕事を進めていく上でコミュニケーションが大切になります。そこでコミュニケーションを活性化するためのイベントとして、社内運動会は近年再び注目を集めているんです。
同じ会社に属していても、部署や役職が違えば関わりは薄くなりがち。会社の規模が大きくなると、社員全員と交流するのは難しいかもしれません。社内運動会では、社員全員が顔を合わせて競技に取り組みます。交流が深まってチームワークが良くなることで、普段の業務にも良い影響をもたらします。
社内運動会のメリット3つ
社内の雰囲気改善に大きな効果をもたらす社内運動会。そのメリットを3つご紹介します。
コミュニケーションが円滑になる
同じ会社で起きていることでも関わったことのない部署のことだと、なんとなく「他人事」になってしまうことってありますよね。社内運動会を開催することで、社内のコミュニケーションが活発になります。社員の会社への帰属意識が高まり、モチベーションアップにもつながります。
普段話している上司や同僚でも、社内運動会を通していつもとは違った一面が見られるはず。上司が大声で応援したり真剣に走ったりする姿を見ると、親近感が湧いて話しかけやすくなります。社内の風通しがよくなり、会議の発言力アップも狙えるでしょう。
チームワークが高まる
チーム全員が一丸となって競技に取り組む社内運動会。みんなで一つの目標を目指して競技に取り組んだり応援し合ったりすることでチームワークが高まります。勝っても負けても、最後は感動できるはず。運動会で醸成された一体感は、普段の業務にも活かせるでしょう。
よりチームワークを高めたいなら、大縄跳びや綱引き、二人三脚といった団結力を必要とする競技を中心に社内運動会のプログラムを構成するのがおすすめです。景品が用意されているとより勝利への意識が高まり、団結しやすくなるでしょう。
運動不足の解消につながる
学生時代は、体育の授業や部活などで定期的に身体を動かす機会がありますよね。しかし社会人になるとなかなか身体を動かす機会がなく、運動不足に陥ってしまう方も多いのではないでしょうか。社員がベストな状態で業務に集中するためには、運動不足を解消して健康を維持してもらいたいもの。社内運動会は、運動不足の解消にも役立ちます。
年に1回、1日運動したからといって慢性的な運動不足が完全に解消されるわけではありませんが、運動するきっかけにはなります。何を始めるにしても、一番ハードルが高いのは初動ですよね。最初のきっかけさえ掴めば、あとは継続してできることも多いです。
社内運動会で「久しぶりに体を動かしたら気持ち良いな」と思えたら、継続して運動できるかもしれません。社内運動会をきっかけに同じスポーツを趣味に持つ人が集まり、定期的に運動する会が開かれた企業もあるようです。
実施したアンケート結果
では実際に社内運動会に参加した方たちは、どのようなメリットを実感したのでしょうか。運動会実施後のアンケート結果をご紹介します。
運動会の効果として、社員同士の交流が深まった:32%、企業の一体感や結束力を感じた:21%、健康意識が高まった:18%、チームワークが良くなった:17%、モチベーションが上がった:12%という結果が得られました。
また、運動会実施後の感想として、以下のような声もあります。
- 話したことのない社員から話しかけられるようになった
- 社内が明るくなったように思う
- 部下から急に慕われるようになった
- 会社が大好きになった
- 徐々にチームワークが向上し、会社の業績がUPした
- 会社を辞める人が激減し、驚いている
社内運動会の実施により、社内の雰囲気の改革に大きな効果をもたらしているようです。
社内運動会のデメリットはある?
さまざまなメリットがある社内運動会ですが、デメリットはあるのでしょうか?ここでは社内運動会のデメリットについてご紹介します。
運動嫌いな人にとっては苦痛
社内運動会は文字通り「運動する」イベントなので、運動が苦手な人にとっては気が重く感じられるかもしれません。得手不得手だけでなく、年代や性別によっても体力や運動能力に差が生まれます。運動嫌いな人は、「チームに迷惑をかけたらどうしよう…」と社内運動会の参加に消極的になってしまうようです。
会社には運動が得意な人、苦手な人、年代も幅広い社員がいるはず。みんなが同じように楽しめるように、競技選びには工夫が必要です。運動能力だけで勝敗が決まるものではなく、借りもの競争のように「運」の要素を取り入れたり、協力プレーが必要なものにしたりするのがおすすめです。
ケガのリスクがある
社員のレクリエーションとしての運動会とは言え、競技に取り組んでいると白熱してくるもの。盛り上がるあまり、ケガしてしまうこともあります。
運動会屋ではケガのリスクを認識した上で、運動強度を調整、安全管理を行うなど万全を期してご提案・運営をしてまいります。また、会場内には救護スタッフ(看護師や救急救命士など)の常駐、救急道具を完備し万が一に備えます。
社内運動会を成功させるためには
せっかく手間暇かけて社内運動会を開催するなら、その効果を存分に引き出したいもの。ここでは、社内運動会を成功させるためのポイントをご紹介します。
みんなで準備を進める
一部の社員だけで頑張って準備を進めていても、ほかの社員の当事者意識は高まりづらいです。用意された運動会になんとなく参加して、「楽しかった」だけで終わってしまうことも…。
そこで社内運動会を開催するなら、企画の段階からなるべくたくさんの社員を巻き込んで、みんなで準備を進めるようにしましょう。社員の希望を聞きながら計画を進めるために、メールでアンケートを実施するのもおすすめです。
社内運動会を通して当事者意識を高めることで、普段の業務にも良い効果をもたらすでしょう。
景品を用意する
優勝チームやMVPの社員に対して、景品があると運動会がより盛り上がります。豪華な方がモチベーションは高まりますが、どこまで豪華にするかは予算と相談しながら要検討。小さな景品でも、あるのとないのとでは社員のモチベーションが大きく異なります。「景品ゲットに向けて」と一つの目標ができるので、チームの団結力も高まるでしょう。
家族や取引先企業にも参加してもらう
社員だけでなく、家族や取引先企業に参加してもらうのもおすすめです。家族に参加してもらうことで、会社の雰囲気を知ってもらえます。家族も交えて和気あいあいと運動会を楽しむと、「明るくて良い会社だな」と会社のイメージアップにもなるでしょう。また取引先企業に参加してもらうことで親睦が深まり、新たな仕事につながる可能性もあります。
社内運動会の企画&運営は運動会屋におまかせ!
今回は、社内運動会のメリット・デメリットと成功のコツをご紹介しました。社員のコミュニケーションを活性化することで、社内の風通しが良くなる社内運動会。社員にとって働きやすい環境づくりに役立つのはもちろん、業績アップも見込めます。
しかし社内運動会を成功させるためには、運動会の企画から会場・備品の手配までやることが盛りだくさん。「普段の業務をこなしながらだと、到底手が回らない…」という企業は、運動会屋にご相談ください。運動会の開催目的に合わせて、企画から運営まで丸ごとお手伝いいたします。