2024.11.25
社内運動会

大人から子供まで楽しめる!定番系からユニーク系まで!運動会の競技種目総まとめ

運動会を実施する際、どのような競技種目にするか悩むことが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、定番のものからユニークなものまで、さまざまな運動会のスタイルに取り入れられる競技種目をまとめてみました。

「運動会の競技種目選びで悩んでいる」「自社でできるか、イベント会社に依頼すべきかで悩んでいる」という方の参考になれば幸いです。

競争種目

競争種目は、個人系と団結系の2種類に分けられます。それぞれの代表的な競技を取り上げて解説します。

個人系

個人系競技には、誰もが知る徒競走やリレーはもちろん、パン食い競走や借り物競争などバリエーション豊かな種目があります。ここでは、それぞれについて解説します。

1.徒競走

「徒競走」は、ゴールまで走って速さのタイムを競うシンプルな競技です。
年齢や体力に合わせてコースの距離を調整すれば、幅広い参加者に対応できます。

2.リレー

チームの走者がバトンを受け渡しながらレースをする「リレー」は、運動会の花形ともいえる競技です。
チーム内の絆を深める効果があり、特に社内運動会では部署対抗で盛り上がります。

3.マラソン

「マラソン」は、持久力を競う長距離走です。
設定された長距離コースを走りますが、参加者の体力に応じて距離の設定が可能です。

4.パン食い競走

「パン食い競走」は、高さ2m程度の位置に吊るしたパンを手を使わずに口でキャッチして走る競技です。
パンをくわえたままゴールまで走り切ることが求められ、走力と技術を要します。

5.借り物競争

「借り物競争」は、お題に書かれた物を探して見つけ、それを持ってゴールする競技です。
他の参加者から借りる必要があるため、参加者同士のコミュニケーションを促進する効果があります。

6.障害物競争

「障害物競争」は、網くぐりや平均台渡りなど、さまざまな障害物を乗り越えてゴールを目指す競技です。
参加者に合わせて難易度を調整できます。

7.ドリブル競争

「ドリブル競争」は、サッカーやバスケットのボールをドリブルしながら走る競技です。
チーム対抗のリレー形式で行う場合が多いです。

団結系

団結系競技では、二人三脚や台風の目、綱引きなどのチームワークを必要とする種目が人気です。それぞれ解説します。

1.二人三脚

「二人三脚」は、2人の内側の足を紐で結んで走る競技です。
足並みを揃えてリズムを合わせて走ることが重要で、単純な走力以外の要素が勝敗を左右するため、誰でも楽しく参加できます。

2.台風の目

「台風の目」は、チームで長い棒を持ちながら走って、コースの途中にあるコーンの周囲を台風のように回り、ゴールを目指す競技です。
全員の歩調を合わせるのがポイントです。

3.綱引き

「綱引き」は、チーム全員で力を合わせる定番種目です。
2チームに分かれて綱を引き合い、中央の印を自陣側に引き寄せた方が勝ちとなります。

4.棒引き

「棒引き」は、中央に置かれた棒を自陣に引き込む競技です。
より多くの棒を確保したチームの勝利となります。

5.玉入れ

「玉入れ」は、制限時間(一般的に1〜2分)内に、できるだけ多くの玉を高さ約3メートルに設置されたかごに入れる競技です。
投げ入れる際の制限は特にありませんが、かごに近づきすぎないようにラインを引いて投げ入れる位置を指定するのが一般的です。

6.大縄跳び

「大縄跳び」は、大きな縄を回してチーム全員で連続して跳ぶ競技です。
制限時間内で跳んだ回数を競います。

7.大玉転がし

「大玉転がし」は、大きな玉を転がす競技です。
直径1m以上の大きな玉を、2〜3人で協力しながら転がしてゴールを目指します。

8.大玉送り

「大玉送り」は、列になって頭上で大玉を後ろに送っていく競技です。
落としたときは最初からやり直しになるので、声を掛け合って協力し合う必要があります。

球技種目

ここでは、球技種目を定番系とアレンジ系に分けて紹介します。

定番系

定番系の球技では、サッカーやフットサル、野球、ドッジボールなどが挙げられます。それぞれ解説します。

1.サッカー

「サッカー」は、誰でも知っている人気の球技です。
11人制で2チームが戦い、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。

2.フットサル

「フットサル」は、5人制のミニサッカー競技です。
室内での競技が可能で、天候に左右されにくいといったメリットがあります。

3.野球

「野球」は、チーム対抗で行う伝統的な球技です。
9人制で2チームが戦い、3アウトで攻守交代として点数を競います。

4.ドッジボール

「ドッジボール」は、2チームで競うシンプルな球技です。
内野と外野に分かれ、ボールを当てて相手を外野に追い出します。最後に内野に残った人数で勝敗を決めます。

5.ボウリング

「ボウリング」は、玉をレーンに転がしてピンを倒す競技です。
10本をできるだけ一度に倒すと高得点になります。

アレンジ系

ここでは、アレンジ系の球技を3つ紹介します。

1.キックベース

「キックベース」は、野球とサッカーをアレンジしたような競技です。
野球のルールで、バットの代わりに足でボールを蹴ります。投球は転がして行います。

2.ポートボール

「ポートボール」は、バスケットボールに似た競技で、より簡単なルールで楽しめる競技です。
バスケットボールのゴールの代わりに人が台に立ち、その人にボールを渡すと得点となります。

3.ジャイアントバレーボール

「ジャイアントバレーボール」は、バレーボールをアレンジした競技です。
直径1m程度の大きなボールを使用し、通常のバレーボールより多人数で行います。

ユニーク種目

次に、ユニークな種目を定番系とバブルボール系、エア遊具系に分けて紹介します。

定番系

定番系のユニーク種目として、ムカデ競争やしっぽ取り、仮装リレーなどが有名です。それぞれについて説明します。

1.ムカデ競争

「ムカデ競争」は、参加者数人の足を紐でつないで進む競技です。
全員の動きを合わせることが重要となります。

2.しっぽ取り

「しっぽ取り」は、各自の腰についた布(しっぽ)を取り合う競技です。
最後まで残ったチームが勝利します。

3.仮装リレー

「仮装リレー」は、チームでテーマを決めて仮装をしながら走る競技です。
次の走者に衣装を受け渡してゴールを競います。走者たちだけでなく、見る側も楽しめるでしょう。

4.借り人競走

「借り人競走」は、お題の条件に合う人を探して、一緒にゴールする競技です。
参加者同士のコミュニケーション促進にも役立ちます。

5.バケツリレー

「バケツリレー」は、バケツの水をリレー形式で運ぶ競技です。
バケツに残った水の量も得点とするケースがあります。

6.フラフープリレー

「フラフープリレー」は、フラフープをくぐりながら前に進む競技です。
全員が通過したらゴールです。

7.後ろ向き徒競走

「後ろ向き徒競走」は、後ろ向きで走る競技です。
振り返ることは禁止で、普段の徒競走とは違う感覚を味わえます。

8.詰め放題競争

「詰め放題競争」は、制限時間内に指定された物をできるだけ多く詰める競技です。
頭を使いながら袋にうまく詰め込んでいくのがポイントです。

9.追いかけ玉入れ

「追いかけ玉入れ」は、移動するかごに向かって玉を投げ入れていく競技です。
入った玉の数を競います。

10.デカパン競争

「デカパン競争」は、巨大なパンツを2人で履いて走る競技です。
見た目の面白さで盛り上がりやすいでしょう。

11.ゴミ拾い競争

「ゴミ拾い競争」は、制限時間内にゴミを拾って分別する環境意識を高める競技です。
正確な分別も得点に加算されます。

12.サバイバルゲーム

「サバイバルゲーム」は、チーム対抗でさまざまなミッションをクリアする競技です。
相手からの攻撃をかわしながら、生き残りを目指します。

バブルボール系

近年特に注目を集めているのが、空気が入ったビニール製のバブルボールを使ったユニーク競技です。
胴体をバブルボールに入れて競技するため、ケガの心配も少ないのがメリットといえるでしょう。

1.バブルボールサッカー

「バブルボールサッカー」は、空気で膨らませたバブルボールを着用してサッカーをする競技です。
ぶつかっても安全に楽しめます。

2.バブル相撲

「バブル相撲」は、バブルボールを着用して相撲をとる競技です。
投げられたり転んだりしても痛くないので安心です。

3.バブル騎馬戦

「バブル騎馬戦」は、参加者全員がバブルボールを着て行う騎馬戦です。
バブルボールを着ていることで通常の騎馬戦よりも怪我の危険性が低く、独特の面白さがあります。

4.バブル大玉転がしリレー

「バブル大玉転がしリレー」は、バブルボールを大玉転がしのように転がすリレー競技です。
バブルボールの中に人が入っても面白いでしょう。

5.バブル積み上げ競争

「バブル積み上げ競争」は、バブルボールを積み上げて高さを競う競技です。
この競技の場合、バブルボールに人は入りません。

エア遊具系

エア遊具系種目では、フットダーツやドッヂビー、エアラダーリレーなどが人気です。それぞれについて説明します。

1.フットダーツ

「フットダーツ」は、巨大なダーツボードにサッカーボールを蹴って得点を競う競技です。
3球で合計点を競います。

2.ドッヂビー

「ドッヂビー」は、柔らかいフリスビーを使用したドッジボールです。
当たっても痛みが少なく、安全です。

3.エアラダーリレー

「エアラダーリレー」は、巨大な空気式はしごを使用したリレー競技です。
一度に多くの参加者が楽しめます。

4.ビッグラケットリレー

「ビッグラケットリレー」は、大きなラケットでボールを運ぶリレー競技です。
落とすと最初からやり直しになります。

5.ビッグバトンリレー

「ビッグバトンリレー」は、2m程度の巨大なバトンを使うリレー競技です。
2人で持って走ります。

6.ジャイアントコーンホール

「ジャイアントコーンホール」は、大きな的に向かってボールを投げ入れる競技です。
穴にうまく入れれば高得点になります。

7.ビッグボウリング

「ビッグボウリング」は、大きなピンとボールを使用するボウリング競技です。
チームの合計点を競います。

頭脳・運試し種目

ここでは、頭脳系や運試し系の種目を紹介します。

頭脳系

頭脳系では、クイズ大会や〇✕クイズ、伝言ゲームなどがあります。
特に社内運動会では、会社に関する問題を取り入れることでより一層盛り上がるでしょう。

1.クイズ大会

「クイズ大会」は、知識を競うクイズ形式の競技です。
チーム対抗でクイズに答え、正解数で競います。

2.〇✕クイズ

「〇✕クイズ」は、シンプルな〇✕で答えるクイズ競技です。
不正解者は脱落していきます。

3.伝言ゲーム

「伝言ゲーム」は、チーム内でメッセージを伝えていく競技です。
メッセージを順番に伝えていき、最後まで正確に伝わるかを競います。

運試し系

運試し系には、椅子取りゲームやサイコロリレー、ビンゴ大会などがあります。
純粋な運動能力だけでなく、運の要素も加わることで、誰にでもチャンスのある競技として人気が高いです。

1.椅子取りゲーム

「椅子取りゲーム」は、椅子に座ることを競う競技です。
音楽が止まった時、椅子に座れなかった人が脱落します。

2.サイコロリレー

「サイコロリレー」は、サイコロを振って出た目に応じて進む競技です。
サイコロの目の数だけ進み、ゴールまでの速さを競います。

3.ビンゴ大会

「ビンゴ大会」は、配られたビンゴカードの数字が揃うことを競うゲーム形式の競技です。
数字カードを引き、その数字でカードの縦・横・斜めの列が揃うまでの速さを競います。

親子参加型種目

親子で参加できる種目も、運動会を盛り上げるのに一役買います。ここでは、定番系とおもしろ系に分けて紹介しましょう。

定番系

親子参加型種目の定番には、障害物競走や親子三脚などがあります。それぞれについて説明します。

1.障害物競走

「障害物競走」は、親子で協力してさまざまな障害物を乗り越える競技です。
親子で超えられるような障害物を用意しておくとよいでしょう。

2.親子三脚

「親子三脚」は、親子で足を結んで走る競技です。
2人で息を合わせることが重要になります。

3.借り物競争

「借り物競争」は、親子で協力して指定された物を探してくる競技です。
子どもでもわかりやすい物をお題にすることをおすすめします。

4.かけっこ玉入れ

「かけっこ玉入れ」は、親子で協力して玉入れを行う競技です。
走りながら玉入れを行い、得点を競います。

5.三輪車50m走

「三輪車50m走」は、親が子ども用の三輪車で50m走る競技です。
大人が乗ると意外と難しく、見た目もユニークで楽しめます。

おもしろ系

おもしろ系の5つの競技を紹介します。

1.ペンギンレース

「ペンギンレース」は、ペンギンの真似をしながら歩いて進む競技です。
ボールを足に挟んで進むタイプもあります。

2.段ボールカー競争

「段ボールカー競争」は、段ボールの車で競争する競技です。
手作りの段ボールカーに乗って走り、デザインも競います。

3.ピンポンおたまリレー

「ピンポンおたまリレー」は、おたまにピンポン玉を乗せて運ぶリレー競技です。
落とすと最初からやり直しになります。

4.動物変身レース

「動物変身レース」は、指定された動物の動きを真似して進む競技です。
表現力も評価対象になります。

5.デカパンリレー

「デカパンリレー」は、大きなパンツを親子で履いて走るリレー競技です。
息を合わせていっしょに走るのがポイントです。

まとめ

運動会の競技種目は、参加者の年齢や体力、目的に応じて適切に選択することが重要です。定番種目とユニーク種目をバランスよく組み合わせることで、参加者全員が楽しめる運動会を実現できます。

近年では新しい競技も増えており、従来の運動会に新たな魅力を加えることができるでしょう。ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

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