運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
社内運動会を盛り上げる上で欠かせない実況やアナウンス。しかし、アナウンスのイメージはあっても、「どういったアナウンスをすればいいのかわからない」「実況をやったことがない」という方がほとんどではないかと思います。
そこで今回は、社内運動会の企画、開催を検討しているマネージャーや担当者向けに、社内運動会で使える実況やアナウンスで使える例文をまとめてみました。
実況の際のちょっとしたコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
社内運動会のプログラム別実況アナウンス例
まずは、次のプログラム別で実況アナウンス例をご紹介します。
●入場のアナウンス
●開会の挨拶
●プログラムの説明
●ゲストや登壇者の説明
●休憩時間の案内
●競技中のアナウンス
●表彰式のアナウンス
●閉会の挨拶
●退場のアナウンス
入場のアナウンス
「今年もやってきました。□□□□(会社名)の運動会。去年よりさらにパワーアップした選手たちが入場します。」
入場の際のアナウンスは、参加者が入場する旨を伝えましょう。その際、例文の「去年よりさらにパワーアップした」のような一言を付け加えると、スタートから盛り上がりを見せられます。
開会の挨拶
「ただいまから、第〇回、□□□□(会社名)の運動会を行います。」
開会の挨拶は、例文のようにシンプルなものがよいです。開会の挨拶をアナウンスできちんと入れることで、社内運動会がより締まります。
プログラムの説明
「本日の社内運動会は、社員のコミュニケーション活性化やチームワーク向上、健康増進を目的として開催されます。前半では、〇〇、□□、(前半のプログラム名)を行い、後半では△△、●●、(後半のプログラム名)を行います。前半と後半の間には1時間の休憩を挟みます。終了予定時刻は17:00です。それでは、本日はどうぞよろしくお願い致します。」
開会の挨拶が完了したら、プログラム全体の説明をアナウンスしましょう。
プログラムの内容や時間の案内はもちろんのこと、社内運動会の目的を一緒にアナウンスすることで、参加者の意識を高められます。
ゲストや登壇者の紹介
「次に、ゲストの方の紹介です。本日は、〇〇会社より、□□様にお越しいただきました。□□様は、弊社にいつもお力添えをいただいております。今回□□様には、運動会にちなんで、日ごろの運動についてお話しいただきます。それでは大きな拍手でお迎えください!」
社内運動会にゲストや登壇者を招待する場合は、必ず開会式で紹介しましょう。
また、ステージに上がってもらうときは、少し声を大きくすることで高揚感が伝わり、会場を盛り上げられます。
休憩時間の案内
「ただいまから1時間の休憩に入ります。後半の開始時刻は13:00です。開始5分前には会場にお戻りいただくようお願い致します。飲食は会場内で可能ですが、ゴミ箱がないため、ゴミはお持ち帰りいただくようお願いします。お手洗いは出入口にございますのでご利用ください。また、会場内はすべて禁煙となりますので、おタバコはご遠慮ください。」
休憩時間に入る前にアナウンスを入れましょう。
後半プログラムの開始時間のほか、会場での注意事項や案内も一緒にアナウンスするのがおすすめです。
また、後半プログラムの開始時間は、休憩時間中にも再度アナウンスするとよいでしょう。
競技中のアナウンス
「さあ!皆さん一斉にスタートしました!速い速い!現在〇〇組がトップです!△△組をどんどん引き離していきます!」
「さあ!玉入れが始まりました!両者ともどんどんカゴに玉が入っていきます!さあどちらが多く入っているか!〇〇組のほうが優勢か!△△組もどんどん追いついてきています!がんばってください!」
競技中のアナウンスは、競技を見たまま、感じたことをそのままダイレクトに伝えるようにしましょう。声量を大きくすることで興奮が伝わり、会場全体が盛り上がるはずです。
表彰式のアナウンス
「ただいまより、「第〇回株式会社□□□□(会社名)運動会の表彰式を行います。初めに、各競技の成績発表です。
(成績発表)
それでは、社長より表彰状と記念品の授与が行われます。」
表彰式は、会社の代表者によって表彰状や記念品の授与が行われるのが一般的です。
司会者の方が各競技の成績を発表したあと、代表者に登壇してもらいましょう。
閉会の挨拶
「以上をもちまして、第〇回株式会社□□□□(会社名)運動会を終了させていただきます。
最後までご参加いただき、ありがとうございました。お忘れ物のないよう、お気をつけてお帰りください。」
閉会の挨拶をもって、社内運動会を締めましょう。
簡潔に感謝の言葉を伝えるのがおすすめです。
退場のアナウンス
「選手が退場します。みなさん、温かい拍手でお送りください。」
退場をするときは、応援している方に向けて拍手を促しましょう。
選手も気持ちよく退場でき、会場の雰囲気も盛り上がります。
運動会のアナウンス実況のコツ
社内運動会のアナウンス実況のコツは、以下の3点です。
●声量に抑揚をつける
●情報を短くわかりやすく伝える
●プロや経験者のマネをする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
声量に抑揚をつける
アナウンス実況のときは、声量に抑揚をつけることを意識しましょう。
同じアナウンスでも、淡々と伝えるのと抑揚をつけるのとでは、抑揚をつけたほうがより状況がリアルに伝わります。
アナウンスで声量に抑揚をつけることで会場の士気も高まり、応援する側も盛り上がれるでしょう。
情報を短くわかりやすく伝える
情報を短くわかりやすく伝えることも、アナウンス実況のコツです。
特に競技中は、一瞬で競技の状況が変わります。アナウンス実況でその場の情報を短くわかりやすく伝えることで、一瞬の状況も的確に伝えられるのです。
プロや経験者のマネをする
アナウンス実況をするときは、プロや経験者のマネをしてみましょう。
実況のプロや経験者は、声量につける抑揚や情報の伝え方を工夫しています。そのため、社内運動会でアナウンスすることが決まったら、事前にプロや経験者の実況を聞いてみるのがおすすめです。
マネできるところはどんどんマネして、アナウンスに取り入れていきましょう。
自社で難しい場合はプロに依頼しよう!
社内運動会のアナウンス実況の例文やコツをお伝えしましたが、初めてアナウンス実況をする場合は上手くできるか不安に思うかもしれません。
そんなときは、プロのイベント会社に依頼するのも一つの手です。
社内運動会を行うイベント会社は、アナウンス実況も経験者の方が担当することが多いです。アナウンス実況のコツを押さえているため、会場を盛り上げてくれること間違いないでしょう。
株式会社運動会屋では、社内運動会の企画・運営を行っています。
会社の社風や社内運動会の目的を把握した上で、企業に合った運動会プログラムを提案しています。当日の運営・進行も行っているので、より有意義な社内運動会が開催できます。
社内運動会の開催を検討している企業の方は、ぜひプロへの依頼も考えてみてください。
まとめ
社内運動会のアナウンス実況は、運動会の盛り上がりを左右する大切な仕事です。
アナウンス実況のコツを押さえた上で、本記事で紹介した例文を参考にしながら盛り上がるアナウンス実況を行いましょう。
自社で難しいと判断した場合は、イベント会社に依頼してプロの手を借りるのもおすすめです。
アナウンス実況で、社内運動会をさらに盛り上げましょう。