運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
運動会に限らず、社内イベントに失敗はつきものですが、成功させるコツや注意点を理解しているとその結果は大きく変わってきます。
本記事では、社内運動会を成功させるために、知っておきたいポイントをまとめてみました。これから社内運動会を実施したいとお考えの企業・役員の皆様は、ぜひ参考にしてみてください。
「参加したい」と思わせる社内運動会とは
社内運動会を成功させるには、社員に「参加したい」と思わせることが大切です。
そして「参加したい」と思わせるような社内運動会には、以下のような特徴があります。
●誰でも気軽に楽しめる内容である
●仕事へのモチベーションが高まる要素がある
●会社からの信頼や愛着心が感じられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
誰でも気軽に楽しめる内容である
「参加したい」と思わせるような社内運動会にするには、誰でも気軽に楽しめる内容であることが大切です。
運動会はその名のとおり運動して体を動かすイベントですが、社員の中には運動が苦手な方や、さまざまな身体状況の方がいます。
そのため、定番の競技だけでなく、参加者全員が運動能力に関係なく楽しめる種目を入れましょう。
事前に社員に対してどんな競技なら楽しめるかアンケートをとるのもおすすめです。
仕事へのモチベーションが高まる要素がある
仕事へのモチベーションが高まる要素があると、より「参加したい」と思われるでしょう。
社内運動会は、社員同士のコミュニケーションが活性化することが大きなメリットです。社内運動会でコミュニケーションをとることで、普段の仕事でも話しやすくなり、仕事がしやすい環境が作れます。
コミュニケーションが活発になると、社内全体の雰囲気がよくなり、自然とモチベーションが高まるでしょう。
会社からの信頼や愛着心が感じられる
「参加したい」と思われるには、社内運動会を通して会社からの信頼や愛着心が感じられることもポイントです。
社内運動会は、チームで協力して競技に挑むプログラムが多いです。チームの中できちんと一人ひとりが役割を持って競技に参加すれば、会社からの信頼が感じられます。
また、社内運動会で一致団結して会社の士気が上がることで、社員も会社への愛着心がより一層深まるでしょう。
社内運動会を成功させる10のポイント
社内運動会を成功させる具体的なポイントは、以下のとおりです。
●目的を共有する
●実行委員会を設ける
●会社全体で準備をする
●定番種目を取り入れる
●運動が苦手な人でも楽しめる内容にする
●家族も参加できるようにする
●モチベーションの上がる特典を用意する
●平日の就業時間に開催する
●怪我や事故など安全対策を徹底する
●企画・運営をプロに依頼する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
目的を共有する
社内運動会を成功させるため、まずは社内運動会を開催する目的を共有しましょう。
社内運動会を行うことで社員同士のコミュニケーションが活発になり、より働きやすい環境になることや、チームワークが向上して仕事でも連携をとりやすくなることなど、社内運動会で得られるメリットや目的を事前に共有することがポイントです。
目的がわかることで、社内運動会に「参加したい」と思う社員が増えるでしょう。
実行委員会を設ける
社内運動会を開催するにあたり、複数の部署から社員を集めて、実行委員会を設けましょう。
経営陣のみで社内運動会の開催を進めてしまうと、経営陣と社員との間に温度差が生まれてしまうからです。
社内運動会に参加する社員本人たちが中心となって開催に向けて準備を進めていくことで、社内運動会に興味を示し、参加意欲が湧く社員が増えるでしょう。
会社全体で準備をする
社内運動会の準備は、実行委員会が中心となり、会社全体で進めましょう。
社内で役割分担をして進めていくのがポイントです。
たとえば、開催の目的や日程、当日の司会進行、経費精算などは実行委員会が行い、競技内容の決定や会場準備などは、各部署で役割分担をして進めていくとよいでしょう。
会社全体で準備をすることで、より社内運動会への参加意欲が高まるはずです。
定番種目を取り入れる
社内運動会には、定番種目を取り入れましょう。
たとえば、綱引きや玉入れ、リレーなど、誰もが一度は経験したことがあるわかりやすい種目を取り入れてみてください。ルールを細かく説明する手間もなく、老若男女問わず運動会を楽しめます。
運動が苦手な人でも楽しめる内容にする
社内運動会は、運動が苦手な人でも楽しめる内容にしましょう。
前述しましたが、社内には運動が苦手な方や、さまざまな身体状況の方がいます。そんな方も楽しめる内容にすることで、参加しやすい社内運動会が開催できるでしょう。
運動能力に関係ない種目を取り入れれば、運動が苦手な人でも劣等感を感じづらく、心から社内運動会を楽しめるはずです。
家族も参加できるようにする
社内運動会は、家族も参加できるようにするとよいでしょう。
家族の時間も大切にしたいと思う社員は多いはずです。そのため、休日開催や任意参加の社内運動会には、家族と過ごすために不参加を選ぶ社員もいるでしょう。
そこで家族も参加できるファミリーイベントにすることで、家族と一緒に社内運動会に参加してくれる社員が増えるはずです。
また、参加する家族も、普段自分の家族が働いている会社の雰囲気を知れるため、会社への信頼が厚くなります。
モチベーションの上がる特典を用意する
社内運動会で社員のモチベーションが上がるよう、特典を用意しましょう。特典があることで、目標に向かって頑張ろうと真剣に社内運動会に取り組んでくれる社員が増えます。
具体的には、以下のような特典がおすすめです。
●お菓子詰め合わせ
●ギフト券
●調理器具
●ゲーム機やカメラなどデジタル機器
●高級食材
●旅行券
準備を進める段階で、自分がもらったら嬉しいと思う特典を社員同士で話し合って決めるとよいでしょう。
平日の就業時間に開催する
社内運動会は、なるべく平日の就業時間に開催しましょう。
社員の中には、仕事とプライベートはきっちり分けたいという方も多く、休日にまで会社の行事に参加したくないという考えの方がいます。
そんな社員の方でも、平日の就業時間に開催すれば、仕事は仕事だと割り切って参加してくれるはずです。
そのため、可能であれば平日開催をおすすめします。
怪我や事故など安全対策を徹底する
社内運動会の開催で懸念されるのが、怪我や事故などのトラブルです。
社内運動会で怪我や事故が起きないよう、安全対策を徹底しましょう。特に、普段デスクワークの会社では運動不足の方が多く、社内運動会でいきなり体を動かすと怪我をするリスクが高まります。
そのため、プログラムにしっかりと準備体操を取り入れるなどして対策を打ってください。
また、万が一怪我や事故が起きたり、体調不良の社員が出てきたりしたときのために、救急措置をあらかじめ確認しておきましょう。会場近くの病院を探しておくことも大切です。
企画・運営をプロに依頼する
社内運動会を成功させるためには、企画・運営をプロに依頼するのも一つの手です。
社内運動会の企画・運営を行うイベント会社は、会社の目的や社風に合わせた社内運動会を企画してくれます。
中でも株式会社運動会屋では、ただ社内運動会を企画するだけでなく、会社の目的とそこから生まれた課題を改善し、運動会開催後に会社としての組織力が上がるような運動会を提案しています。
プログラムの企画はもちろん、会場確保や道具のレンタル、当日の司会進行など、社内運動会を丸ごとサポートできるのが大きな強みです。
まとめ
社内運動会を成功させるには、社員に「参加したい」と思わせて、成功させるためのポイントを押さえることが大切です。
経営陣だけで企画や準備を進めるのではなく、社員も一緒に会社全体を巻き込んだイベントにすることで、社内運動会のメリットを最大限に発揮できます。
また、自社だけで企画・運営をしていくのが難しい場合は、イベント会社への依頼も検討してみましょう。
社内運動会を成功させるためのポイントを押さえ、社員の心に残る運動会を開催してください。