運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
昨今の人気復活に伴い、社内イベントで運動会を開催しよう!と意気込んでいる役員や企業様は多いかと思います。
しかし、社員側は運動会に対して「行きたくない」「だるい」といったマイナスなイメージを持っている方が多いのが現状です。
本記事では、社内運動会への会社と社員、双方の本音と解決方法をご紹介したいと思います。お互いの思いを理解し、社内運動会の開催と成功へ導きましょう。
社内運動会にはマイナスイメージの人が多い
社内運動会には、コミュニケーション活性化やチームワーク向上など、さまざまなメリットがあります。
しかし、実際は社内運動会に対してマイナスイメージを持っている社員が多くいるのが事実です。
その理由はさまざまですが、会社のためと思って企画した社内運動会が逆効果になってしまうことも少なくありません。
社内運動会を成功させるためには、マイナスイメージを持つ社員の本音を知り、それに対する解決策を講じることが大切になります。
そこでまずは、社内運動会に行きたくないと感じる社員の本音を見ていきましょう。
社内運動会に行きたくないと感じる社員の本音
社内運動会に行きたくないと感じる社員の本音で挙げられるものとして多いのが、以下4つです。
●休日に開催されるのが苦痛
●体を動かすことが面倒
●上司がいる環境下で楽しめない
●コミュニケーションをとりたくない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
休日に開催されるのが苦痛
社内運動会に行きたくない理由の一つとして、休日に開催されるのが苦痛だと感じる社員がいます。
多くの会社では、勤務日ではなく休日に社内運動会が開催されています。
しかし、社員の中には「仕事は仕事、休日は休日」としっかり分けたい方もいるはずです。「休みの日は仕事のことを考えたくない」という方も多いでしょう。
そんな方が、休日に開催される社内運動会には行きたくないと感じてしまうのです。
体を動かすことが面倒
体を動かすことが面倒で社内運動会に行きたくないと感じる社員も多いです。
普段デスクワークのみで体を動かしていない人は、いきなり運動会で体を動かすのを億劫に感じる人もいるでしょう。また、普段体を動かす仕事をしている人は、休みの日くらい体を動かさずに休みたいと感じる人も多いはずです。
上司がいる環境下で楽しめない
上司がいる環境下だと楽しめないという社員は、社内運動会に行きたくないと感じるでしょう。
社内運動会を楽しみたくても、参加者の中に上司がいるとなると、気疲れして素直に楽しめないと感じるようです。
社内運動会に欠席すると厳しい態度をとってくる上司だと、なおさら行きたくないと感じてしまうでしょう。
コミュニケーションをとりたくない
社内運動会はコミュニケーションの活性化につながる社内イベントですが、そもそも必要以上にコミュニケーションをとりたくないという社員も中にはいるはずです。
人間関係を築くのが苦手な人や、会社の人と話すのが苦手という人は、社内運動会で休日に業務以外で社員同士のコミュニケーションをとることは面倒だと感じるでしょう。
社内運動会を開催する会社側の目的
ここで、社内運動会を開催する会社側の目的を見ていきましょう。
社内運動会は、以下3つの目的で開催されることが多いです。
●コミュニケーションの円滑化
●チームワークの向上
●運動不足の解消
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーションの円滑化
社内運動会の大きな目的の一つが、社員同士のコミュニケーションの円滑化です。
業務以外でコミュニケーションをとることで、普段は見られない社員の人柄が見られ、より社員同士の距離が縮められます。
また、普段は仕事以外の話をしない上司とも社内運動会でコミュニケーションがとれるのもポイントです。
同僚や上司とコミュニケーションがとれることで、普段の業務でも連携しやすくなるでしょう。
チームワークの向上
社内運動会は、チームワークの向上を目的としたチームビルディング研修の役割も果たしています。
運動会の競技はチームで競うものも多いため、自然とチームワークを育めます。
また、チームの中で自分がどんな役割なのかがわかるため、普段の業務でもチームの中で自分がやるべきことが判断しやすくなるでしょう。
運動不足の解消
社内運動会は、運動不足の解消も目的としています。
特に普段デスクワークの会社は、社員は慢性的な運動不足になりがちです。
運動不足は健康にも影響を及ぼすため、社員の健康維持を目的として、運動不足解消のために社内運動会を開催するところが多くあります。
社内運動会に行きたくない時はどうしたらよい?
社内運動会の開催が決まっていて、行きたくないと感じている社員の方もいるでしょう。
社内運動会に行きたくない時の対処法は、以下2点です。
●コミュニケーションや運動が苦手と正直に伝える
●応援や準備の手伝いなど裏方に回してもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーションや運動が苦手と正直に伝える
コミュニケーションをとりたくない方や運動が苦手な方は、正直に会社側に伝えましょう。
特に、社内運動会の日程が休日の場合、休んでも全く問題はありません。
ここで注意してほしいのが、何か嘘をついて休むことはしてはいけません。
嘘をついて休んでもいずれバレてしまう可能性が高いため、最初から正直に伝えるのが吉です。
応援や準備の手伝いなど裏方に回してもらう
社内運動会の日程が就業日に設定されていた場合、何らかの形で参加しなければなりません。
そこで、応援や準備の手伝いといった裏方に回してもらえないか相談してみましょう。
裏方として動いていれば運営の手伝いとしてみなされるため、社内運動会を休んだことにはなりません。
上司と相談して、お互いに気持ちよく社内運動会の日を迎えられるようにしましょう。
社内運動会を開催する会社側の解決策
社内運動会に行きたくないと感じる社員がいることは、社員個人の問題だけでなく、運営側である会社に問題があることも少なくありません。
そこで、社内運動会を開催する会社側の解決策を見てみましょう。
解決策として挙げられるのは、以下3点です。
●事前にアンケートなどで希望をとる
●開催は休日ではなく就業日にする
●参加意欲の湧く内容や賞品を用意する
それぞれ詳しく見ていきます。
事前にアンケートなどで希望をとる
社内運動会の開催を検討している場合、社員に向けて事前アンケートなどで希望をとってみましょう。
社内運動会に対してどんな印象を持っているかをアンケートでとるのもおすすめです。
社員が持つ社内運動会へのイメージがわかることで、本当に社員が望む社内運動会を開催できるでしょう。
開催は休日ではなく就業日にする
社内運動会の開催は、休日ではなく就業日にしましょう。
開催日が休日だと、行きたくないと感じる社員が増えてしまいます。
就業日に開催すれば、当然給与も出ていることになるため、社員も仕事の一つとして参加してくれるでしょう。
参加意欲の湧く内容や賞品を用意する
社内運動会では、参加したくなるような内容を企画したり、賞品を用意したりしましょう。
定番競技のみのありきたりな運動会ではなく、社内運動会ならではのユニークな競技を取り入れるのもおすすめです。
社員が参加したくなる社内運動会を自社で考えるのが難しい場合は、イベント会社に依頼するのも一つの手でしょう。
株式会社運動会屋では、社内運動会の目的や社風に合わせて、会社に適した運動会のプログラムを提案しています。
企画から運営まで行っているので、社内運動会を企画する社員の負担も減るでしょう。
社内運動会を成功させたいけどどんな工夫をしたらいいかわからないという方は、ぜひイベント会社への依頼も検討してみてください。
まとめ
社内運動会はさまざまなメリットがありますが、その一方で社内運動会への参加に意欲的ではない社員もいます。
せっかく企画した社内運動会が、逆に社員の負担になってしまっては本末転倒です。
そのため、社内運動会を開催するときは、事前にアンケートをとるなどして、社員の希望する形で開催するようにしましょう。
また、より社員が参加したくなるような社内運動会を開催するために、イベント会社に依頼するのもおすすめです。
最善の方法で、会社側も社員側も気持ちよく社内運動会に参加できるようにしましょう。