運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
近年、社内交流の場として見直され、人気が復活しつつある社内運動会。
社内運動会は、社員がただイベントを楽しむのではなく、企業も様々なメリットを得ることができます。
本記事では、関西で社内運動会の開催を検討されている企業、役員様に向けて社内運動会の企画方法から成功させるコツまでをご紹介します。
運動会を行うメリットとは
社内運動会の開催によって企業が得られるメリットは、大きく3つあります。
●チームワークの向上
●コミュニケーションの活性化
●モチベーションアップ
それぞれ解説していきます。
チームワークの向上
多くの社内運動会は、チームに分かれてそれぞれの種目を競い合います。
チーム一丸となって競技に挑むことで、メンバー同士が自然と協力する姿勢になり、チームワークの向上に期待できます。
そして、運動会で得られたチームの一体感は、今後のチームビルディングとしても役立つでしょう。
コミュニケーションの活性化
職場のコミュニケーションは、所属する部署や業務内容に偏ってしまう傾向があります。
しかし、社内運動会を開催することで、普段交流の少ない部署のメンバーや上司などが集まり、コミュニケーションの活性化を図れます。
社員同士のコミュニケーションが活性化されれば、様々な部門のメンバーと連携が強化され、業務効率化や生産性向上につながるでしょう。
モチベーションアップ
社内運動会はストレス解消やリフレッシュ効果があります。
体を動かすことで前向きな気持ちになれるため、その後の仕事に対するモチベーションがアップします。
社員のモチベーションがアップすれば、業務に対する積極性や主体性が向上し、離職率低下にもつながるでしょう。
運動会の企画から開催まで
実りある社内運動会をするためには、やるべき準備がたくさんあります。
ここでは、関西の社内運動会の企画から開催までの流れについて解説します。
3カ月前にやること
3ヵ月前には、下記3点を済ませておきましょう。
●日程、会場を決定
●必要経費の計算
●開催を告知する
日程、会場を決定
社内運動会の開催日は、多くの社員が参加できる閑散期を選んでください。
日程の候補が決まったら会場選びとなりますが、天候に左右されたくなければ、屋内に的を絞りましょう。
関西の中心地大阪で屋内運動会を開催する場合は、下記会場が広くておすすめです。
●エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)
●丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
●おおきにアリーナ舞洲(舞洲アリーナ)
●東和薬品RACTABドーム(なみはやドーム)
●大阪城ホール
●京セラドーム大阪
上記会場は大きなスポーツ大会や競技、コンサートなどをメインで行う会場なので、できるだけ早く予約をして時間がある時に視察をしておきましょう。
必要経費の計算
社内運動会の開催に経費がどれくらい必要かを算出します。
例えば、会場費や備品代、それ以外にも景品代やお弁当代など、一人あたりの費用を割り出し、予算に応じて社内運動会の規模や演出を決めていきましょう。
開催の告知をする
運動会の日程と会場が決まったら、社内に報告していきます。
告知するときは、会場の場所やアクセス方法、集合時間、持ち物、その他注意事項など、必要な情報を伝えるのがポイントです。
また、社内運動会を盛り上げるために、アンケートで運動会のプログラムに入れて欲しい種目やアイデアを募ってみたり、社内各部署から実行委員を出すのもおすすめです。
1カ月前までにやること
1カ月前までには、下記3点を済ませておきましょう。
●会場の下見は必ず行う
●必要な備品、景品を手配する
●プログラムの作成を行う
会場の下見は必ず行う
会場のイメージギャップを埋めるためにも、会場の下見は必ず行ってください。
下見の際は、会場の雰囲気だけでなく、受付の場所や更衣室、ロッカーの数、売店の有無などをチェックします。
また、会場でどんな備品が借りられるのかも確認しておきましょう。
必要な備品、景品の手配をする
各種競技に必要な備品や参加者への景品を早めに手配しておきましょう。
景品については、チーム賞、個人賞、MVPなど、オリジナルの景品も含めて、何をいくつ用意するのかを確認するとともに、予算に合っているのかも確認しておきます。
プログラムの作成を行う
参加者に配るプログラム「運動会のしおり」を作ります。
プログラム内容には、チーム別の選手名、当日のスケジュールを盛り込んだプログラム、競技のルールや注意事項、会場までの地図などを載せておきましょう。
関西人はおもしろいことが大好きなので、王道の競技だけでなく、ちょっと変わった競技を盛り込むとテンションが上がり強い関心を持ちます。
1週間前までにやること
1週間前までにやることは、下記2点です。
●参加人数をチェック
●進行、競技の担当を決定
参加人数をチェック
運動会直前になって、参加人数の増減が出てくる可能性があります。
参加人数の確認はしておきましょう。
進行、競技の担当の決定
運動会の進行や競技の担当を決めて手配をします。
特に関西にはおもしろさを重視する方が多いため、進行役はバラエティ番組のような演出ができるMCを用意しておくとよいでしょう。
前日は最終確認。そして当日へ!
社内運動会の本番前日には、最終チェックを必ずおこなってください。
また、運動会当日、開催後にもやるべきことがあるので、そちらをご紹介をします。
前日は必ずリストの最終確認をする
運動会前日は、チェックリストなどを作って足りないところがないかを確認しましょう。
各担当者にチェックリストを渡して、それぞれの競技に必要な備品の点検と使い方を確認しておきます。
万一、足りないものがあれば、備品の運搬やプログラムの調整などをする必要があります。
当日は楽しみながらも怪我や事故に細心の注意を!
社内運動会当日は、幹事も含め実行委員会が中心となって盛り上げていきます。
しかし、当日は楽しみながらも参加者に怪我がないように細心の注意をはらってください。
そして、すべての競技、表彰式終了後には、忘れ物や備品に破損などがないかもチェックしておきましょう。
開催後は振り返りと経費チェック
社内運動会開催後は、間隔を開けずにイベント内容を振り返り、次回への反省点へと活かしてください。
また、今回の社内運動会でかかった経費を時系列に分けて計算しておくと、次回の社内運動会の運営をスムーズに進行することができます。
成功させるためのコツ
手間暇かけて社内運動会を開催するなら、失敗は絶対したくないですよね。
ここでは、関西の社内運動会を成功させる6つのコツをご紹介します。
●参加者を考慮した競技選びを!
●オリジナルのユニフォームなどを着て一体感を出す
●開催前は情報の公開・共有を促す
●幅広い世代に適応するBGMや映像で盛り上げる
●魅力のある景品や表彰を用意してモチベーションアップ!
●自社で難しい場合はイベント会社へ依頼すると安心!
それぞれのコツについて解説します。
参加者を考慮した競技選びを!
社内運動会は、誰でも楽しめるような競技を選ぶことが大切です。
例えば、リレーや100m走といった運動神経が問われる種目ばかりよりも、運動を得意としない人でも楽しめる競技をたくさん盛り込むと成功率がアップします。
また、関西人はお祭りごとが大好きなので、家族みんなでワイワイ参加できるような競技を入れると会場が大きく盛り上がるでしょう。
オリジナルのユニフォームなどを着て一体感を出す
社内運動会では、オリジナルユニフォームなどを作って一体感を演出させるのが重要です。
チームごとにオリジナルユニフォームを作れば、チームワークの強化、社員のモチベーションアップにもつながります。
開催前は情報の公開・共有を促す
社内運動会当日までの期間を盛り上げるためにも、運動会についての情報を少しずつ公開して社員に共有しましょう。
例えば、会場やチーム情報、競技の詳細などを段階を踏んで発表していき、開催前からコミュニケーションが生まれる状況を作っていきます。
関西にはお話が大好きな方が多いので、話題性のある情報を盛り込めば、運動会開催前からチームメンバーとコミュニケーションを取ることも期待できます。
幅広い世代に適応するBGMや映像で盛り上げる
社内運動会を盛り上げるには、演出が非常に重要となってきます。
その中でもBGMや映像は、競技に対するモチベーションを上げる重要な役割となっているので、幅広い世代にも適応する演出をしっかりと選びましょう。
魅力のある景品や表彰を用意してモチベーションアップ!
社内運動会を盛り上げるために欠かせないのが、魅力的な景品や表彰です。
食文化が豊かな関西ならではの普段中々食べることができないちょっと高級なものや、食べ物に関連するツアーなどを景品にするとよいでしょう。
表彰ではMVPやチーム賞、個人賞以外にも、応援で目立っていた人や会場を盛り上げた人など、様々な賞を設けておくことで参加者の満足度がアップします。
自社で難しい場合はイベント会社へ依頼すると安心!
社内運動会の開催までには様々な準備が必要で、自社だけですべてを企画するのは大きな負担となる場合があります。
特に、はじめて社内運動会を開催する企業は必ずイベントを成功させたいはずなので、積極的にイベント会社へ依頼するのをおすすめします。
イベント会社に依頼すると費用はかかりますが、企業は自社のコア業務に専念できるようになるので、結果的にコスパよく社内運動会を開催することができるでしょう。
まとめ
関西で社内運動会を開催する方に向けての企画方法や成功のコツについて解説をしました。
社内運動会はただ運動会を楽しむだけでなく、社員の結束力を高め、組織を活性化させることができます。
これから社内運動会を企画する企業・役員様は、本記事で紹介した内容を参考にして頂き、実りある社内運動会を開催して頂ければ幸いです。