運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
「社内・組合で何かイベントをしよう!」 そんな話をしている最中、「運動会」というキーワードが出てきて「なんだか大変そう」「運動会の目的ってなんだろう」そんな疑問をお持ちになるかもしれません。
社内でイベントを行うには、企画~集客~運営と長期戦になり、社内調整が大変です。
せっかく開催するのであれば、目的や理由を明確にした上で実行し、少しでも有意義な時間にしたいですよね。
今回の記事で社内運動会を行う目的を明確にするため、もしくは考える材料として、イベントの選択肢を絞っていく際の参考になれば幸いです。
社内運動会のメリットはあるか、目的は達成できるのか
企業の運動会は、昭和時代に盛んに開催されていたという印象をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、今では大企業だけではなく中小企業も盛んに実施しています。
当社でも新型コロナウイルスが蔓延する前は年間200件以上も企業から依頼をいただき、社内運動会の企画・運営を行っていました。
新型コロナウイルスの影響が落ちついている時期は、競技場や体育館に集合して行う従来の運動会の依頼が戻りつつあります。社内運動会を開催することに価値を感じている企業や団体は減ってはいません。
それでは、企業や団体で行う大人の運動会の目的を探るべく、まずはメリットをお伝えします!
メリット➀ 老若男女誰でも参加できる
運動会には様々な競技があります。
野球大会であれば、「野球」のみになりますが、運動会は「玉入れ」「大玉送り」「リレー」など多種多様な競技があります。年齢層、参加人数等に合わせて実施する競技を選択することができます。
参加者は自分が出る競技を選べるため、老若男女誰でも参加することができます。
例えば、走るのが得意な人はリレーに、運動が苦手な人は大玉送りなど運動強度が低い競技に出場するなど、誰もがチームのために貢献することができます。
また、競技によって細かくハンデを設けたり、「リレーの走者は年齢別」にするなど、平等性を保つといったルールの変更も容易にできます。
ファミリーが対象であればキッズ競技を追加することもできます。
例えば、ネットをくぐってお菓子をゲットしてゴールする競技は、お子さんが楽しむだけでなく、微笑ましい光景に見ている側にも笑顔が広がります。
このように参加者に合わせて競技やルールの調整ができ、なるべく多くの人が安心して参加できるよう工夫することができます。
また、運動会はほとんどのみなさんが学校で経験してきたイベントですが、野球やサッカーのように特別に練習をしてきたわけではないので、レベルに大きな差がないのも、みなさんが参加しやすい1つの理由です。
「社内交流のため」「ファミリーイベントとして」など目的に合わせて、多くの人が参加しやすいように調整することができるのが「運動会」なのです。
メリット➁ コミュニケーション活性
みなさんの会社は、仕事以外の会話をするなど、社員同士のコミュニケーションは多いほうですか?
それとも、業務以外のことで話をする機会はないですか?
リモートワークが進み、雑談が減ったといわれています。業務以外のことでおしゃべりをするには、キッカケがあると話しやすいのではないでしょうか。
同じ年齢といった共通項があったり、通勤で利用する駅が同じでたまたま話す機会があった場合など、なにかキッカケがあればいいのですが、社内であまり話したことがない関係では、どこまで踏み込んでいいか分からないですよね。
運動会は、業務とは無関係のイベントです。
業務と関係のないイベントであれば、仕事の話より
「最近、運動しましたか?」といった、なにげない会話が自然に生まれます。
つまり、運動会は社員同士が自然に雑談できる関係性を築くことができるコンテンツといえます。
もちろん「今までも十分に会話できていたよ」という方もいらっしゃいます。
それでも一生懸命に綱引きの綱を引っ張る姿や大声を出して応援する姿はあまり見たことがないと思います。
雑談できる関係性の人どうしでも、新たな一面を発見し、今まで以上にコミュニケーションを活性化させるという目的を達成することができるコンテンツが運動会なのです。
メリット➂ 健康促進
先ほど、運動会は老若男女問わずに誰でも参加できると記述しましたが、思った以上に全身を使い、知らず知らずのうちに体を動かしています。
また、久しぶりに運動をしたという人は、日頃の運動不足や身体能力の変化に気づくチャンスかもしれません。
リレーが終わった後「学生時代は早く走れたのに」と悔しそうに話している人もいらっしゃいました。
運動会では楽しみながらご自身の健康について考えるキッカケになるため、 健康経営の一環として開催するのもオススメです。
社内イベントの中から運動会を選ぶ理由とは
先ほどあげた運動会のメリット
➀老若男女問わず誰でも参加できる
➁コミュニケーション活性になる
③健康促進になる
これらをすべてクリアした他のコンテンツはあるでしょうか。
例えば、ゴルフ大会はどうでしょう。
若い人からベテランまで参加でき、グループ間でコミュニケーションを取ることも可能、さらに結構な距離を歩くので健康促進にもつながりそうです。
また、仕事終わりにヨガイベントはいかがでしょう。
誰でも参加でき、健康促進にもなります。「同じ体験をした」ことで社内で話がしやすくなるかもしれません。
このように「運動会」だけが選択肢ではありません。
だからこそ、他の社内イベントにはない「運動会」を開催する目的や理由をさらに深堀りしていき、「なぜ運動会を実施するのか」をより明確にしたいと思います!
運動会を選ぶ理由➀ 全員参加で一体感醸成
チーム対抗ですが、一斉に競技をするため全員で参加しているという一体感が得られます。
参加者全員で入場行進をしたり準備体操をしたり、同じことを同時に行うと仲間意識が強くなります。
例えば、「友人と一緒に山登りをしたら一気に距離が縮まった!」なんていう経験はありませんか。同じ体験をするとコミュニケーションを取りやすい関係性になるといえます。
このように運動会では全員で同じことを同じ時間に同じ空間ですることで、一体感が生まれるのです。
運動会を選ぶ理由➁ 同じ目標を目指しチームワーク向上
運動会はチーム対抗で競うことが基本です。
競うからこそ、チーム内の団結力はより強いものになります。
最近はテレワーク環境も増え、誰が何をしているかわかりづらいという声もよく耳にします。 運動会ではチーム全員が同じ方向に向かって走れるのです。 1つの目標に向かってみんなで力を合わせることは貴重な体験です。
競技や応援、チームメイトそれぞれが得意なことでチームに貢献し、チームワークを向上させることができます。 仕事じゃないからこそ力まず楽しめ、チームメイトをより深く知る機会にもなります。
運動会を選ぶ理由➂ 誰しも活躍のチャンスがあり参加者満足度が高い
運動会は、4~9種類の競技を行うことが多いです。 団体戦とはいえ、チームのみなさん全員に活躍のチャンスがあります。
例えば「野球大会」だったら元野球部の方や身体能力の高い方が活躍しがちです。
しかし、運動会では、あまり身体能力を問わない競技や○×クイズなど知識等で勝負する競技もあります。
若い人もベテランも運動能力が高い人も運動が苦手な人も活躍のチャンスがあります。
「みなさんに参加してもらいたい」が、 運動会を選ぶ理由の1つです。 その目的は、より多くの人に満足感を持ってもらうということです。
「競技に参加できる」「活躍できる」という参加へのチャンスは、参加者の満足度をあげることにもつながるのです。
運動会を会社で行う目的
運動会のメリットと他のイベントも同じようにメリットがあるにもかかわらず、何故「運動会」が選ばれるのか、ひも解いてきました。
運動会を開催する理由は
・誰でも参加できるイベントがしたい
・コミュニケーションがとれる機会をつくりたい
・健康促進にも役立つイベントがしたい
・一体感やチームワーク向上、繋がりを醸成したい
・満足度も高いイベントを実施したい
そんな願いをかなえることが出来るからです。
参加するまでは「億劫だ」と思っている人も参加すると「また参加したい」という感想が非常に多く、企業の課題解決に対して力を発揮する運動会。
社内で企画や案だしの会議の際、運動会を開催する目的として上述した内容を提案してみてください!
そして、企画に悩んだときや道具のレンタルをしたいときは、是非運動会屋にご相談ください。