運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
社内運動会の人気種目から注意点まで。社員同士のコミュニケーションを図り、チームワークを育む社内運動会。
リモートワークを導入する企業が増え、社員同士が対面で話すことが減ってしまった今、社内運動会を検討している企業も多いでしょう。
この記事では、そんな企業の方のために、社内運動会でおすすめの種目をご紹介します。
社内運動会は競技選びが重要
社内運動会を成功させるためには、競技選びが重要です。
運動会の競技というと、子どもの頃に運動会で行った定番競技を思い浮かべる方が多いでしょう。もちろん、定番競技は誰でもルールを知っているものが多いので、盛り上がります。
しかし、定番競技だけではマンネリ化してしまうのが社内運動会です。社会人同士で行う運動会だからこそできる、ユニークな競技も取り入れると、社内運動会がさらに有意義なものになるでしょう。
競技、種目選びの注意点
ここからは、社内運動会の競技や種目を選ぶときの注意点を解説します。
会場規模を把握しよう
まずは、社内運動会を行う会場です。社内運動会を行うのが屋外なのか、屋内なのか、広さはどれくらい使えるのかを把握しましょう。
屋外の場合、グラウンドは砂か芝生のどちらなのかで、向いている競技が変わります。
特に屋内の場合は、使用できる機材にも制限があるはずです。その点を踏まえて、どんな競技ができるのかを考えてみてください。
参加者の性別や年齢を考慮
社内運動会に参加する人の性別や年齢によっても、盛り上がる競技や種目は異なります。
たとえば、参加する人に女性が多く、さらに子連れ参加を希望する方が多い場合、子どもも一緒にできる競技があると喜ばれます。
ほかにも、男性社員が多い社内運動会なら体育会系の熱い運動会を企画したり、年齢層が20〜60代と幅広ければ、世代問わず楽しめる競技を取り入れたりするのがおすすめです。
運動会のおすすめ競技・種目
ここからは、社内運動会でおすすめの競技や種目をご紹介します。
定番競技・種目
まずは、社内運動会におすすめの定番競技・種目をご紹介します。
1.玉入れ
玉入れは、自分のチームのかごに玉を入れ、どちらが多く玉を入れられたのかを競う競技です。シンプルな玉入れでも盛り上がりますが、かごを1人が背負ったり、敵チームが玉を入れられないように邪魔をしたりと、応用が利きやすい競技でもあります。
2.綱引き
一つの綱を両サイドから引っ張り、どちらのほうが引っ張れたかを競う競技です。綱引きは参加人数が多ければ多いほど盛り上がります。また、みんなで一つの綱を引くので、団結力も生まれるでしょう。
3.徒競走
走る速さを競う徒競走。小学校の運動会で誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。シンプルな競技ですが、大人の本気の走りを見ることができ、盛り上がること間違いなしです。
4.借り物競争
お題の紙を見て、指示されたモノを持ってゴールする競技です。また、モノではなく人を連れてゴールする借り人競争も盛り上がります。
5.障害物競争
障害物をよけながらゴールを目指す競技です。徒競走や借り物競争などと組み合わせると、オリジナリティが出て楽しめるでしょう。
6.リレー
リレーは、運動会競技の中でも最も盛り上がる競技ではないでしょうか。バトンを繋いでチーム全員でゴールを目指すリレーは、社内の団結力をより高められるはずです。
7.大縄跳び
大きな縄を回して、チームみんなで縄跳びをする競技です。大縄跳びはみんなで息を合わせてジャンプする必要があるため、何度も成功させるのは意外と難しいもの。だからこそ、敵チームと跳んだ回数を競うのは楽しいものです。
8.大玉転がし
大玉転がしは、一つの大きな玉を4、5人で転がしながら進み、リレー形式でゴールを目指す競技です。大きな玉を数人で運ぶのは意外と難しいため、盛り上がるでしょう。
9.大玉送り
大玉送りは、大きな玉を頭の上で転がしていく競技です。社内運動会の競技は、社員全員で参加できるものが少ないです。しかし大玉送りは、社員全員で参加できます。ルールはシンプルですが、社内全体が一気に盛り上がる競技ではないでしょうか。
10.ドッジボール
大人がやるとかなりの盛り上がりを見せるのがドッジボールです。もとのルールのままでも楽しいですが、「女性や子供は当ててもカウントにならない」「力のある男性は利き手と反対の手で投げる」など、独自ルールを決めてもおもしろいでしょう。
11.サッカー
一つのボールを蹴って、ゴールへのシュートを目指し、得点を競うサッカー。
学生時代にサッカーをやっていたという社員の方は、意外と多いものです。
そんな元サッカー少年やサッカー少女の腕の見せ所としても注目されるでしょう。
12.フットサル
サッカーとよく似ていますが、サッカーよりもコートやゴールが小さいのがフットサルです。
サッカーよりも小さい分、一人一人にボールが回ってきやすいため、みんなが楽しめる競技になります。
休憩も兼ねた頭脳系種目
社内運動会を最後まで安全に楽しく行うため、休憩も適度に挟むことが大切です。
そんな休憩時間にも盛り上がれる、頭脳系種目をご紹介します。
13.〇☓クイズ
頭脳系といっても、誰もがルールを知っている〇×クイズ。
お題に対して〇か×かを答えるゲームです。社内運動会での〇×クイズでは、会社を題材にしたテーマを取り入れるとより盛り上がります。
14.伝言ゲーム
一つの言葉や文章を伝言していき、最後まで正しく伝言できたかを競うゲームです。
ルールは単純ですが、途中でお題と全く異なるものが伝言されると、会場は大盛り上がり。聞き間違えやすい言葉や文章をテーマにするといいでしょう。
ユニーク系種目
社内運動会をより盛り上げるには、定番競技に加えてユニークな種目を取り入れるのがおすすめです。
15.しっぽ取り
ズボンにしっぽをつけて、敵に取られないように逃げる競技です。
逃げながらも、敵のしっぽを取ることを狙います。ユニーク競技でもルールがわかりやすいので、社員も参加しやすいでしょう。
16.ジャイアントバレー
ジャイアントバレーは、直径80cmほどボールを利用したバレーボールです。3チーム対戦、4チーム対戦のような複数チームでの対戦ができるのも特徴です。
また、終盤にこの競技を減点形式をして行うことで、逆転の可能性が出てきて最後まで勝負の行方がわからないというドキドキ感を演出することもできます。
17.仮装リレー
仮装リレーは、衣装をバトンの代わりとして繋いでいくリレーのことです。
ただ速さを競うだけでなく、仮装のクオリティを競い合うのも楽しいでしょう。
18.ムカデ競争
縦に並び、足を縛ってムカデのような形でゴールを目指す競技です。
息を合わせて足を動かさないと転んでしまうため、団結力が求められます。
また、ムカデ競争は怪我を防ぐためにも練習が必要な競技です。
練習から行うためより一層、社員同士のコミュニケーションを図れるでしょう。
今はバブルボール系が人気!
社内運動会の競技の中でも最近人気を集めているのが、バブルボールを使った競技です。
バブルボールとは、上下に穴が空いた大きなビニールボールで、その穴にハマることで簡単にボール人間になれます。
そんなバブルボールを使った競技を見ていきましょう。
19.バブル相撲
バブルボールにハマったまま行う相撲です。バブルボールは、ぶつかっても痛くないので、思いっきりぶつかり合えます。
さらにバブルボールはぶつかると簡単に吹き飛ばされてしまうため、バブル相撲ではお互いを吹き飛ばし合い、爆笑必至の競技となるでしょう。
20.バブルサッカー
バブルボールにハマったまま行うサッカーは、バブルボール競技の中でも定番とされています。
バブルボールにハマっているのでぶつかるのも怖くありません。ぶつかって吹き飛ばされながらも必死にゴールを目指すバブルサッカーは、会場全体で盛り上がれるでしょう。
【アレンジ編】定番競技×バブルボールでマンネリ解消!
相撲やサッカーのほかにも、定番競技とバブルボールを組み合わせることで、社内運動会のマンネリ化を解消できます。
たとえば、バブルリレー。走る人がバブルボールを着用して走るリレーで、バトンの受け渡しだけでなく、バブルボールの着脱のスムーズさが求められるリレーです。
さらに途中で転倒してしまうとバブルボールのせいで起き上がることが大変だったり、敵とぶつかると吹き飛ばされてしまったりと、リレーをさらに楽しくしてくれるでしょう。
運動会での注意点
楽しい競技で盛り上がれる社内運動会ですが、ここで社内運動会を行う上での注意点を確認しておきましょう。
怪我の予防対策は各種目ごと入念に!
社内運動会で最も怖いのは、怪我をしてしまうことです。
また、怪我のリスクは競技によっても異なるため、各競技・各種目ごとに怪我予防対策をしておきましょう。
また、社内運動会に参加する社員の中には、普段全く運動をしない人もいるはずです。
そのような方は怪我をしやすくなるため、万全の対策が必要になります。
コミュニケーションが取れているかチェック!
社内運動会を実施する目的の一つに、社員同士のコミュニケーションを図ることが挙げられます。
そのため、社内運動会は社員同士が自然とコミュニケーションをとれるようなプログラムを用意しましょう。
そして社内運動会当日は、きちんと社員みんながコミュニケーションをとって楽しんでいるか、チェックしてくださいね。
まとめ
社内運動会におすすめの競技・種目をご紹介しました。
社内運動会は、誰もが経験のある定番競技のほか、社内運動会ならではの頭脳系ゲームや、ユニークな競技を取り入れるのがポイントです。
社内運動会をとおして社員同士のチームワークもよくなり、普段の業務にも活かされるでしょう。これから社内運動会の開催を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。