2020.10.01
withコロナ

これなら大丈夫!withコロナのイベント開催

集合写真

新型コロナウイルスが猛威をふるった今年、スポーツや音楽を含めた各種イベントが軒並み中止・延期となりました。

そして感染収束のめどは未だ立っておらず、私たちの生活様式は新型コロナウイルスと共存するものへと変化してきています。

今回はそんなwithコロナの時代に、できるだけ安全にイベントを開催するためのポイントについてまとめました。

withコロナ時代のイベント開催のためにできる5つのこと

1)3密の防止

感染防止の基本、3密の防止を徹底します。

ここでいう3つの密とは、密閉・密集・密接のことで、日本で新型コロナウイルスの集団感染がおこった場所の共通点がこの3密だったことから、感染拡大防止のスローガンとして3密の防止が掲げられるようになりました。

(1)密閉の防止

会場の大小に関わらず、締め切られた換気が悪いスペースは新型コロナウイルス感染の危険性が高まるので、いかに換気ができるかが大切です。

このためwithコロナの時代のイベント会場としてリスクが少ない場所として屋外が考えられますが、季節や天候に左右されやすいのが難点です。

屋内でのイベント開催には、開放的で、風通しよく保てるような会場選びが重要です。

会場の換気や空気の入れ替えに関する確認や下見をおこなうとよいでしょう。

大型サーキュレーターなどを使って会場の空気の入れ替えを促進するのも効果があるでしょう。

(2)密集の防止

人が大勢、または少人数でも近い距離で集まることを密集といい、この密集が新型コロナウイルス感染の危険性を高めます。

密集を避けるためには、広い空間で、人と人同士は距離をあけて点在、人口密度を上げないことが重要です。

厚生労働省からは、周囲の人と保つべき距離として最低でも1メートル、可能ならば2メートル程度の距離を取ることが推奨されています。

状況に応じて入場者の人数制限をし、第一部・第二部のように参加者数を分散させたりするのもおすすめです。

(3)密接の防止

新型コロナの3密でいう密接とは、人と人とが互いに手が届くような近い距離にいることをいいます。近距離での会話や運動をおこなうことは新型コロナウイルス感染の危険性を高めるため、参加者にも注意を促しましょう。

消毒

2)入場者の体温測定

新型コロナウイルス感染防止のためには、会場入りする全員に発熱が見られないことが重要です。入り口で簡易測定をするなどして、体温が医学的な発熱とされる37.5度未満の人のみ、会場入りを許可します。

3)消毒用アルコール(消毒用エタノール)の設置

消毒用アルコールには新型コロナウイルスの外膜(エンベロープ)を破壊して不活化、感染力を取り除く効果があるので、withコロナの時代の感染防止対策には欠かせない存在です。

会場の各所に消毒用アルコールを設置、もしくは入場時に携帯サイズのアルコールスプレーやジェルを配布するなどして、来場者にこまめな消毒用アルコールの使用を促すとよいでしょう。

4)来場者にマスクの着用の義務付け

マスクをすることで、咳やくしゃみの飛沫を飛散防止できるのはもちろんのこと、話しをしているときの吐息に含まれる成分を自分の周囲に留める効果もあります。

よって、マスクをした状態の人と人とが距離を取っていることが感染防止に大いに役立つといえます。

5)なるべく顔に手がいかないように注意する

手は多くのもの触る器官です。そして意識してみるとわかりますが、多くの人は無意識に手で顔を触っているものです。

こまめに石鹸を使って手を洗うことはもちろん、目や鼻、口などを触らないように気をつけるだけで、新型コロナウイルス感染を防ぐため、来場者にも注意を促すようにするとよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。

このように、withコロナ時代のイベント開催においては、まずは適切な会場選び、そして会場入りする全員が非感染者であること、会場内では個人レベルでも感染対策をおこなってもらえるよう促すことが大切です。

withコロナでも安全にイベントを楽しんでいきましょう。

 

掲載日 2020年10月1日

 

※開催前には必ず政府の発表を確認し、最新の感染対策をおこなってイベントを開催しましょう

 

運動会屋では、イベントの開催に際し各業務における基本的な感染防止対策の基準を策定し、オリジナルのガイドラインにまとめました。さらに実地検証も行いマニュアルも作成いたしました。ご紹介いたしますので、運動会に限らず、イベント開催に向けたご検討の一助としていただければ幸いです。


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