運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
2021.02.24
元気が出る1分コラム
話しあうことの二つの意味
1分コラム さぁ明日を元気に! Vol.211
ビジネスに限らず、相手と何かを“話し合うこと”がよく行われます。
このシチュエーションを表す言葉として「交渉」と「折衝」があります。両方の言葉は似ていますが、違いもあります。
●違いの一つ目は、「話し合う相手の範囲」です。
[交渉]
個人と個人、個人と会社、国と国など広い意味での話し合い
[折衝]
国と国、会社と組合、公の取引など限定的
●二つ目は、「意味合い」です。
[交渉]
相手と自分が納得できるように話し合う
[折衝]
意見が一致していない相手と話し合う
難易度から言えば、「交渉」よりも「折衝」の方が高いと言えるのかもしれません。
双方が納得できるために「交渉」を続けていたけれども答えが出ない場合もあります。
そうなれば、ある程度の妥協点に向けて、「折衝」をしていく必要があります。
このような”話し合い”で最も大切だと思うことは、
「いかに相手の気持ちを理解できるか」
だと思います。
ビジネスだけでなく人と何かをするのであれば、相手に寄り添うことが最も大切だと思います。
相手をよりよく理解するために、事前に相手の状況を把握するための情報収集をします。
話し合いの場では、全神経を集中させて相手の話しや考えを聞きます。
相手の立場や考えを理解した上で、自社や自分に何ができるか?を考え、提案する。これが、話し合いに必要な姿勢なのだと思います。
ファシリテーター
遠藤 直哉