運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.85
この数か月で働き方は劇的に変わりました。毎朝、同じ時間に家を出て、満員電車に乗って職場へ急ぎ、いつものメンバーと顔を合わせて、仕事を始めるというような光景がかなり減ったように思います。自宅でのリモートワークがメインになった方も多いのではないでしょうか。大きな変化が様々起きています。その中で、コミュニケーションの質と量の低下という変化は、かなり大きな変化だと思います。人と人とが直接会うことが難しい状況が続く中で、何とかコミュニケーションの量を増やそうと、リモートでの会議や飲み会の開催を積極的に行っているのを見かけます。
そんな中、先日、アメリカのニューヨークで、街中にカラフルな冷蔵庫が出現しているというニュースを見ました。現在、ニューヨーク市で、市民の14.4%にあたる120万人以上が食糧不足に陥っているそうです(Food Bank for New York City)。彼らを支援しようと、ボランティアで、アーティストが冷蔵庫に絵を描き、地域住民や商店が冷蔵庫に商品を詰める。そして、何も問われることなく、必要な人が冷蔵庫から食べ物を持って帰るのだそうです。高齢者も多くいるそうです。利用者は「誰かに助けてとは言いたくなかった」と語っているように、助けてもらうことに負い目を感じる人にも配慮した冷蔵庫のようです。一方で、この『親切な冷蔵庫』は、社会問題となっている食品ロスの削減にも大いに役立っているそうです。
人と人とがなかなか会えない時間が続いていますが、そんな社会では特に“行動する”ことがとても大切だと思いました。
リモートワークの回数を増やしたり、オンラインでのコミュニケーションの回数を増やすこともとても大切だと思います。更に、このような状況でコミュニケーションを図るときには、出来る範囲で、相手に気持ちが伝わるような“行動”をすることが大切だと思います。例えば、今までは準備しなかった資料を必要資料に添えて相手に送ってみるとか、お礼の連絡を1回多くしてみるとか、今までより少し動くことで、きっと誰かが喜んでくれるはずです。そんなコミュニケーションを図っていきたいですね!