運動会屋が発信する運動会に関するコラムです
日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.51
「最も悔いているのは、悪人の行動ではなく、善人の沈黙と無関心だ」とアメリカで黒人解放運動の陣頭指揮を執ったキング牧師は、演説で述べました。
私たちは、社会や組織に何か課題があって、それを変えなければならないと分かっていても、「誰かが解決してくれる」「時間が解決する」と考えてしまいがちです。
自らが“行動”することは、簡単ではありませんが、課題解決のために欠かせないことであることを示唆している言葉だと思います。
この“行動”をするとき、常に念頭に置くべきだと思うことは「“過去と他人”を変えることはできない」ということです。心理学者のアドラーも同主旨のことを述べています。
自分の目的のために行動をしようと思う時、社会や組織の現状の課題に気付き、その原因を考えます。そして、その原因を改善しようと声をあげます。とても、素晴らしい行動だと思います。しかし、人はそれぞれの信念、正義で動いています。それを、外から間違えていると批判をすることだけでは人を変えることはできません。仮に変えられたとしても、それは、本心からではないので、真の変化にはなりません。
変えることができるのは、“未来と自分”です。組織の課題に気づいたら、その解決のために、今すぐ行動しましょう!そして、自分の目指す目的のために、自分を変えることから始めてみましょう!
ファシリテーター
遠藤 直哉